マライア・キャリーが走行中の車から飛び降りようとした!?

(2019年3月23日)

  • マライア・キャリー/
  • マライア・キャリー(Instagram/
    @mariahcarey)

歌姫マライア・キャリー(48)がニューヨークの地下鉄の車内で歌って踊る「ア・ノー・ノー」のミュージックビデオをこのほど公開しされて歌姫健在なところを見せている。そうしたなかマライアのショッキングな過去の行動を取り上げた米TVのドキュメントが放送されることが分かった。走行中の車から飛び降りようとしたエピソードなど“崩壊危機”になったマライアの「18年前の秘密」が浮上している。

米TV「REELZ」は、2001年にマライアを襲ったパニックとその後の闘病による”歌姫復活“について、友人や家族の証言などで構成するドキュメント「マライア・キャリー:歌姫」を24日(現地時間)放送する。放送に先立って米芸能サイト「レーダーオンライン」がそのショッキングな内容を報じた。
2000年にワールド・ミュージック・アワードで最も多くレコードを売った女性アーティストとして表彰されたマライアだが、翌2001年に半自伝的な初主演映画「グリッター きらめきの向こうに」が公開されたころに精神、肉体共に崩壊状態になったことがあったという。双極性障害と診断され、リハビリが必要になり一時表舞台から遠ざかった。

「私はとても動揺しました。彼女は叫びながら家にある様々なものを壊し始めたのです。彼女はどん底でした」と兄のモーガン・キャリーさんは当時を振り返って証言した。母親のパトリシアさんが救急車を呼んでマライアは病院に搬送されたという。
ラッパーのスヌープ・ドッグがフィーチャリングしたマライアのシングル「クライ・ベイビー」(2000年)を手掛けたプロデュ―サー、ダミオン・ヤングは、マライアが精神的にパニック状態になっていることを聞いて彼女の家に駆け付けた。マライアを車に乗せて関係者らと病院に向かう途中に、マライアは車のドアを開けて外に飛び出そうとしたという。「親友が車から飛び降りようとするのを見たんです…最悪でした」とヤング。関係者が必死に静止して事なきを得たという。

マライアは昨年4月に米誌「ピープル」のインタビューで初めて双極性障害を患ったことを明かした。17年間闘病が続いていて最近になって治療と薬物投与を始め改善されてきているという。

そんなマライアがどん底から脱出して2005年、「We Belong Together」が通算14週1位を獲得するなどヒット曲を連発して再ブレイクをはたし、グラミー賞3部門で受賞するなど第2期黄金時代を迎えた。
マライアはその後もラッパー、ニック・キャノンとの結婚・離婚、オーストラリアの大富豪とのロマンスや年下のバックダンサー、ブライアン・タナカとの交際、100キロ超の激太り騒動と減量に成功など話題を振りまき続け歌姫として君臨している。