ミック・ジャガーがニューヨークで心臓弁置換手術へ

(2019年4月2日)

  • ミック・ジャガー/
  • ミック・ジャガー(Instagram/@mickjagger)

治療のためローリングストーンズの米国、カナダの公演を延期したミック・ジャガー(75)がニューヨークで心臓弁置換手術を受けることが分かった。3月30日に公演の延期を発表した際にミックの病名を明らかにしなかったため様々な推測が飛び交っていたが、心臓の疾患だったことが明らかになった。手術で完全に回復する見通しだという。

英大衆紙「サン」(電子版)によると、ミックは今週末にニューヨークで手術を受けるという。関係者によると「ミックは出血を伴わない心臓弁置換手術を受ける。この種の手術は成功率が高い」という。手術後48時間以内に退院して夏にはステージに復帰する見通しだという。


英国の心臓病の専門家は「ミックの手術はおそらくキーホールサージュリー(ファイバースコープを使用した切開部の小さい外科手術)で、24時間から48時間で退院出来て1か月もすれば元の健康状態に戻れる。成功率は高く、ミックは以前よりさらにエネルギッシュになることが出来る」と指摘したという。

ストーンズの「No Filter」北米ツアーは4月20日にマイアミでスタートして6月29日のカナダ・オンタリオ公演まで17公演が予定されてチケットも売り出されていた。公演延期の発表にあたってミックは「できるだけ早くステージに戻れるよう懸命に努力する」とツイッターでメッセージを発表していた。公演のスケジュールを組み直す予定でチケットは代替え公演に有効だという。