マイケル・ジャクソン没後10年に秘密の日記が浮上「誰かが僕を殺そうとしている」

(2019年6月26日)

マイケル・ジャクソン没後10年に秘密の日記が浮上「誰かが僕を殺そうとしている」
マイケル・ジャクソン(インスタグラムから)

マイケル・ジャクソンが2009年6月25日、麻酔薬プロポフォールの過剰摂取により50歳で急死してから10年目の命日になった25日(現地時間)、マイケルの墓があるカリフォルニア州グランデールのフォレストローン墓苑にファンらが集まり追悼した。またマイケルを偲ぶイベントがハリウッドなどで行われた。そうしたなか米芸能サイト「レーダーオンライン」がマイケルの秘密の日記を入手。そこには驚くべき事実が書かれていたという。

マイケルは手書きの日記に自分の死を予言し、さらには自分を殺そうとしている敵について書いていたという。

マイケルの日記を発見した長年の友人だったマイケル・ジャコブシャゲンさん(37)で、2009年4月にラスベガスでマイケルと最後に会ったときに日記の多くのページを発見したという。マイケルは寝室や居間などに日記を置いていたという。その時マイケルはとても疲れているようで老けて見えたという。

マイケルの長女パリス・ジャクソン(21)は、マイケルは殺されたと主張していた。「ファンやファミリーはみんな知っている。(マイケルの死は)仕組まれたものだった」と語っていた。

そしてマイケル自信が2009年に「誰かが僕を殺そうとしている」と日記に書いていたという。マイケルは7億5000万ドル(約810億円)といわれるレコードの印税などの財産が狙われていると恐れていたという。そしてエンターテイメント関連のビジネスを担当する弁護士とレコード会社の実名を挙げて「○○と××を信用するな。私は(レコードの著作権などを)売らない」などと書いていたという。

その後まもなくマイケルは処方薬の強力な麻酔薬プロポフォールの過剰摂取で急死した。プロポフォールは手術などで使用する強力な麻酔薬で、マイケルは背中の痛みなどを抑えるために使用しているうちに依存症になり、「ミルク」と呼んで常用していたと報じられた。マイケルにプロポフォールを処方していた専属医のコンラッド・マーレーが過失致死罪で4年の実刑判決を受け、模範囚だったことを認められて2年後に出所した。マーレーは出所後「マイケルと私は家族だった。兄弟のように愛し合っていた。彼を殺すような薬を与えたことは断じてない」などと語っていた。