20歳で急死した俳優キャメロン・ボイスさんの死因はてんかん発作か

(2019年7月9日)

米ディズニー・スターのキャメロン・ボイスさんが6日、20歳の若さで急死して波紋が広がっているが、検視局が死因を特定するために検視を行うという。そうしたなかボイスさんがてんかんだったとの情報が浮上している。

ボイスさんの家族は、ボイスさんが闘病中の病気のために6日、ロサンゼルスの自宅で睡眠中に発作を起こして死去したと発表した。ルームメイトが意識のないボイスさんを発見して通報し、救急救命隊が自宅に駆け付け対応したが意識を取り戻すことはなく、同日午後2時35分その場で死亡が確認されたという。病気の詳しい内容などは公表されていない。ボイスさんの死因を特定するための検視は8日に行われるという。

米芸能サイト「TMZ」によると、ボイスさんは、発作を繰り返す脳の病気のてんかんを患っていて過去にも発作を起こしたことがあったという。それでもドラマや映画の仕事をこなすことはできていたという。

ボイスさんは「ディセンダント」(2015年)などの映画や「ジェシー!」などのドラマシリーズで人気があった。ボイスさんの家族は「世界は最も輝く光を失いましたが、彼の精神は彼を愛する人たちの親切と同情を通して生き続けるでしょう」などとする声明を発表した。

「ディセンダント」のケニー・オルテガ監督は自身のフェイスブックで「キャメロンと彼の家族に私の愛と光と祈りを捧げます。キャメロンは一緒にいるときはいつも愛と笑いと憐れみをもたらしてくれました。彼の才能は限りないものでした」などと追悼し「安らかにキャメロン。あなたは私の永遠の少年です」と締めくくった。