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マイケル・ジャクソンの「性の秘密」をマーロン・ブランドが裁判で証言していた!?

(2019年9月1日)

映画「ゴッド・ファーザー」などで知られるハリウッドのレジェンド、マーロン・ブランドがマイケル・ジャクソンと食事をしているときにマイケルの“性生活”を追求して泣かせたことがあったと裁判で陳述した記録が浮上した。ブランドが証言した「マイケルの秘密」とは?

マーロン・ブランドがマイケル・ジャクソンを泣かせた
ブランド(左)がマイケルを泣かせた(インスタグラムから)

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、マイケルが1994年に少年に対する性的虐待疑惑で捜査を受けて騒がれていたころ、ブランドがネバーランドでマイケルと食事をしたときにマイケルの性生活について聞いたことがあったという。ブランドはその時の会話の内容をマイケルの裁判で証言していた。そのコピーをポッドキャストのプロデュ―サー、ブランドン・オグボーンが入手して「Telephone Stories:The Trials of Michel Jackson」で8月29日に放送したという。

ブランドとマイケルは特別な関係にあり、マイケルはブランドにダンスを教え、ブランドはマイケルに演技を教えていたという。

 ブランド「『君は童貞なのか?』と聞くとマイケルは困惑した」

ブランドは、マイケルに「君は童貞なのか?」と聞いたという。マイケルは少し笑って「オー、ブランド」と驚いた様子だった。さらに「どんなセックスをしているのか」と聞くと、とても気にして困惑している様子だったという。

「彼は父親(ジョー・ジャクソンさん)を嫌っていると告白して泣き出した」という。「『誰か友達はいないのか』と聞くと、彼は『同じ年ごろの人は誰も知らない。同じ年ごろの人は好きじゃない』という。『どうしてなのか』と聞いたら『わからない、知らない』っていう。私は彼をなだめて、できる限りのことをしてあげようと思った」という。

ブランドはマイケルがゲイだと思っていたが、後に「子供たちと何かをしたのかもしれないと結論付けるのが妥当だ」と考えるようになったという。

一連のマイケルの少年に対する性的虐待は1件は和解が成立し、もう1件は裁判で無罪となったが、ブランドはマイケルの”疑惑“を否定はしなかったことになる。少年時代にマイケルに性的虐待を受けたと主張する2人の証言に基づいたドキュメント「リービング・ネバーランド」が6月にHBOで放送されて波紋を広げていただけに、新たな証言として注目される。

 ブランドの息子ミコは「父の言葉は捻じ曲げられたものだ」と報道を否定

マイケルは2009年に50歳の若さで急死し、ブランドは2004年に80歳で死去していて2人の話を聞くことはできないが、マーロン・ブランドの息子のミコ・ブランドは「私はマイケルと27年間友人だったし、私の父はマイケルを尊敬していた。マイケルが誰かを傷つけたことをほのめかす父の言葉は捻じ曲げられたものだ」と最初にブランドの証言を報じたロサンゼルスタイムスに抗議の手紙を送ったという。

「もしマイケルが少年を傷つけるようなことをする可能性があると思ったら父は決してマイケルと友達にはなっていなかったはずだし、マイケルのネガティブなことをほのめかすことはしないでしょう。あなたたちのストーリーを訂正するようお願いします」としている。