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ロバート・デ・ニーロがトランプ大統領の弾劾調査の支持表明

(2019年9月30日)

ロバート・デ・ニーロがトランプ大統領の弾劾調査の支持表明
大統領を批判したデ・ニーロ(インスタグラムから)

米人気俳優ロバート・デ・ニーロ(76)が28日(現地時間)、CNNの番組に出演してトランプ大統領の弾劾調査を支持することを表明。“Fワード”を連発して「トランプは大統領になるべきではなかった」などと痛烈なトランプ批判を行った。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、デ・ニーロは新作映画「アイリッシュマン」のプロモーションでCNNの朝の番組「Reliable Sources」に特別ゲストとして出演した際に、司会のブライアン・ステルターからトランプ批判をするデ・ニーロに対して大統領寄りのメディアFoxNewsから批判されていることについて聞かれて「Fワード」(Fuck ‘em)を2回連呼。スタジオから「ワオー」と驚く声が上がったという。ステルターが「これ(CNN)はケーブルテレビで、FCC(連邦通信委員会)に違反することはありませんが、まだ日曜の朝なので」とジョークを交えて指摘する一幕も。デ・ニーロは「ごめんなさい」と謝罪した。

「トランプは大統領になるべきではなかった」

デ・ニーロは、トランプ大統領が政敵のジョー・バイデン前副大統領とその息子の捜査をウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対して要請していたとされる“ウクライナ疑惑”をめぐって9月24日、ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)が、大統領の弾劾調査を開始したとこについて支持を表明した。

デ・ニーロは「弾劾調査はやるべきで、民主党にはそれ以外の選択肢はない」と明言。さらに、トランプ大統領を「ギャング」で「狂気」だといい「トランプは大統領になるべきではなかった」と非難した。

ステルターから「狂気」といったことについて「医学的という意味か」と聞かれて、「おそらく医学的にもそうだろう。以前はそうは考えていなかったが、今は違う。彼がどこかへ行くためにヘリコプターの前で待ちながら、汗まみれになってしゃべりまくっているのを見るとき、この男は自分が何者かさえわかっていないのではないか。彼は自分を乾かすために誰かにハンカチか何かを頼むべきだ」と痛烈にこき下ろした。