韓国のBTSが「＃BlackLivesMatter」に１００万ドル寄付　人種差別反対のメッセージ

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、BTSとそのマネジメント会社であるビッグヒット・エンターテインメントが今週初めに１００万ドルを米国の人種差別抗議運動「＃Black Lives Matter」に寄付したことが分かった。

「＃Black Lives Matter」のマネージング・ディレクター、カイリー・スケールズは「世界中の黒人は何世紀にもわたる抑圧のトラウマから、今この瞬間に痛みを抱えています。私たちはBTSと、黒人の命のために連帯して闘う世界中の同盟者の寛大さに感動しています」と語った。

先週初め、BTSは、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人人警官に膝で首を押し付けられて窒息死した事件に対する抗議行動を支持するツイートをした。「私たちは人種差別に反対します。私たちは暴力を非難する。あなたも私も私たちもみんな尊重される権利がある。わたしたちは共に立ち上がります。#BlackLivesMatter 」と力強いメッセージを韓国語と英語で発信した。

あるKポップファンは「BLM運動は、人種差別主義者の警察官の手で失われたすべての無実の命に正義をもたらすことを目的としているので、支援を示すことは重要です。私たちも含めて数え切れないほどのKポップファンが信じていることです。一日の終わりには、私たちはKポップファンである前に人間です」と語った。

BTS(防弾少年団)は２０１３年にデビューした韓国の男性ヒップホップグループ。「花様年華」シリーズなどが大ヒット。２０１８年５月にリリースした「LOVE YOURELF 轉 'Tear'」がアジア圏出身者として初めてビルボードのチャート１位を獲得した。