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スタローンの母ジャッキー・スタローンさんが98歳で死去 「ロッキー」のヒットを予言していた

(2020年9月22日15:45)

「ロッキー」シリーズなどで知られるシルベスター・スタローン(74)の母親ジャッキー・スタローンさんが死去したことが分かった。98歳だった。ジャッキー占星術師でスタローンがスターになることを予言したことでも知られている。

米サイト「TMZ」によると、スタローンの母親のジャッキーさんが死去した。死因など詳しいことはまだ分かっていないという。21日(現地時間)に死亡したとみられる。

ジャッキーさんは1921年11月29日生まれ占星術師、ダンサー、さらには女子レスリングのプロモーターと多彩な活動で知られている。1945年にイタリア系アメリカ人の美容師フランク・スタローン・シニアと結婚してシルベスター・スタローンと歌手のフランク・スタローン(70)をもうけた。1957年に離婚して1959年にアンソニー・フィリティと再婚して女優のトニ・ダルトをもうけた。1998年にステファン・レヴィンと3度目に結婚をした。

ジャッキーさんは1980年代にレスリング団体の「GLOW」の創立に関わり、マネージャーとプロモーターとして活動した。“ママ・スタローン”は、彼女のいくつかのリングネームの一つだったという。
彼女はまた、有名な占星術師であり、90年代にテレビにも出演するなどリアリティテレビのスターだった。また晩年になっても常にアクティブで、ジムでのワークアウトのビデオをSNS投稿していた。

スタローンが脚本・主演の「ロッキー」(1976年)が大ヒットして第49回アカデミー賞の作品賞、監督賞、編集賞を受賞して一躍スターになったとき、母親のジャッキーさんも注目された。ニューヨーク・ポストは当時、スタローンがまだマイアミ大学演劇学部の学生だったときにジャッキーさんは「7年半は役者の仕事に就けないが、脚本家としてとしてなら仕事をもらえる」と占いその通りになったと報じた。スタローンは脚本で生活をつなぎいつかは役者になる夢を持ち続け、脚本を書き主演した「ロッキー」が大ヒットしてスターダムに上り詰めた。無名時代はぴったり7年半で、ニューヨーク・タイムズも当時「ロッキーのスター、シルベスター・スタローンは語る。『俺のおふくろの星占いは完璧だった』」と報じた。