伝説のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさん死去　65歳　がんとの長い闘病

「ジャンプ」などのヒット曲で知られる伝説の米ハードロックバンド、ヴァン・ヘイレンのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさんが6日（現地時間）、がんとの長い闘病の後に死去した。65歳。エディさんの長男で同バンドのベーシストのウルフ・ヴァン・ヘイレンさん（29）が発表した。シンガーソングライターでギタリストのジョン・メイヤー（45）が「ギターのスーパーヒーローだった」などとたたえるなど追悼の声が広がっている。

米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）によると、長男のウルフは自身のツイッターに父親のヴァン・ヘイレンさんの写真を投稿して「私の父のEdward Lodewijk Van Halenが今朝がんとの闘いの後亡くなった。これを書くことが信じられない。最高の父でした。ステージの上と外で彼と分かち合ったすべての瞬間は天からの贈り物でした。胸が張り裂けそうで彼を失ったことから立ち直れそうにありません。愛しています」と悲しみの胸中をつづった。

ヴァン・ヘイレンさんは米カリフォルニア州サンタモニカのセント・ジョーンズ病院で、長男のウルフ、妻のジャニー、元妻の女優ヴァレリー・バーティネリ、バンドのドラマーで弟のアレックスに囲まれて-亡くなったという。2000年に舌癌と診断され、舌の3分の1を切除する手術を受け完治したが、その後咽頭癌を発症して闘病生活を送っていたという。