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ショーン・コネリーさん死去　90歳 「００７」初代ボンド役

（2020年10月31日23:30）

ショーン・コネリーさん死去　90歳 「００７」初代ボンド役
(ショーン・コネリーさん=インスタグラムから)

映画「007」シリーズの初代ボンド役で知られる俳優ショーン・コネリーさんが10月31日、死去した。90歳だった。

英紙デイリー・メール（電子版）によると、コネリーさんはバハマの自宅で妻のミシェリーヌ・ルクブルンさんや2人の息子に看取られてなくなったという。息子のジェイソンさんは英BBC放送に「父を知り、愛していたすべての人にとって悲しい日であり、父が俳優として持っていた素晴らしい才能を享受していた世界中の人々にとっても悲しい損失です」とコメントした。長い間闘病生活を送っていたという。同紙は「世界で最も偉大なスコットランド人であり、本物のハリウッドスターの最後の一人」と報じた。

ヒュー・ジャックマンはツイッターで「私はコネリーに憧れて育った。スクリーンの中と外で伝説の存在。安らかに眠れ」と追悼した。

コネリーさんは1930年8月25日生まれ。スコットランドの首都エディンバラのファウンテンブリッジ出身。映画「007」シリーズの初代ジェームズ・ボンド役に起用されて「007 ドクター・ノオ」（1962年）、「007 ロシアより愛をこめて」（1963年）、「007 ゴールド・フィンガー」（1964年）、「007 サンダーボール作戦」（1965年）、「007は二度死ぬ」（1967年）、「007 ダイアモンドは永遠に」（1971年）で一世を風靡した。「ネバーセイ・ネバーアゲイン」（1983年）でもボンドを演じて計7本の作品でボンド役を務めた。そして「オリエント急行殺人事件」（1974年）、「風とライオン」（1975年）、「ロビンとマリアン」（1976年）、「インディ・ジョーンズ／最後の聖戦」（1989年）、「ロビンフッド」など数々の映画で存在感を見せ、「アンタッチャブル」（1987年）でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
私生活では1962年にイギリスの女優ダイアン・シレントと結婚し、息子のジェイソン・コネリーをもうけるが、1973年に離婚。1975年にはフランス人画家のミシェリーヌ・ルクブルンと再婚した。