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エルトン・ジョン、サンタになってファンにクリスマスのメッセージ

(2020年12月26日21:15)

英人気歌手エルトン・ジョン(73)がクリスマスの25日(現地時間)、サンタクロースの扮装をした動画をインスタグラムに投稿して「来年みんなと会うのが待ちきれない」などとファンにクリスマスのメッセージを送った。

英紙デイリー・メール(電子版)によると、エルトン・ジョンは、クリスマスリースを模した丸いメガネをかけ、サンタクロースの扮装をしてファンに語り掛ける動画をインスタグラムに投稿した。「皆さん安全に過ごしてください。来年9月にベルリンでツアーを再開します。その後アメリカとカナダで行い、みなさんと再会するのが待ち遠しいです。神のご加護をそして最高のクリスマスを!愛しています」とスピーチした。その後、鐘を鳴らしヒット曲「ステップ・イントゥ・クリスマス」を歌った。

エルトンは今年、このツアーを最後に引退することを発表していた「さよなら『黄色のレンガ路』」ツアーを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、来年に延期していた。

エルトンと彼の夫でカナダの映画プロデューサー、デヴィッド・ファーニッシュ(58)は21日(現地時間)、結婚6年とシビル・パートナーシップ施行15年を祝った。シビル・パートナーシップは、同性の2人のパートナーシップに対して男女とほぼ同等の権利を認める法律。2005年に英国で施行された。2人が交際をスタートして12年がたっていた。2人は2014年に同性婚が全米で合法化されたことを受けて結婚式を挙げた。

当時ウィンザーに住んでいたエルトンは、1993年のディナーパーティーでデヴィッドと出会い、「すぐに惹かれるものがあった」と認めている。夫妻は現在、イライジャちゃん(7)とザカリーちゃん(10)の両親となっており、コロナ感染拡大の中ロサンゼルスに避難している。

エルトンは21日(現地時間)、自身のインスタグラムにデヴィッドとのツーショット写真を投稿して「今日デヴィッド・ファーニッシュと私は2つの記念日を迎えます。シビル・パートナーシップ15年と結婚6年です。私たちの関係は日に日に強くなっていて、私たちが共有している愛と2人の美しい息子にとても感謝しています」と祝った。
「しかし、世界中で何百万人もの同性愛者が自分のセクシュアリティを理由に差別されている中で、私たちは幸運な存在です。これは恥ずべきことです。私たちは皆、好きな人を愛する権利があります。私たちはすべての人のために平等のために戦い続けます」とコメントした。「70カ国でLGBTであることが違法であること。そしてそのうち12カ国で死刑になる可能性があることを、私は自分自身に言い聞かせています」という。

デヴィッドは、エルトン・ジョン・エイズ財団の活動を紹介した。同財団は、HIVの感染を予防し、HIVの影響を受けた弱い立場にある人たちを支援しているという。