トランプ大統領、史上初2度目の弾劾訴追にセレブたちが反応

トランプ大統領を弾劾訴追する決議案が13日（現地時間）、米下院で可決された。トランプ氏が史上初めて２度弾劾訴追された米大統領になったことに「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミル（69）ら米セレブらが相次いでツイッターなどで様々な反応を見せた。

米サイト「TooFab」によると、トランプ大統領が連邦議会議事堂乱入の「反乱を扇動」したとして下院は賛成232-反対197で弾劾決議を可決したトランプ氏が所属する共和党から10議員が賛成に回ったという。今後上院で弾劾裁判にかけられるが、20日に行われるバイデン次期大統領の就任式の終了後になる見通しだという。トランプ氏を有罪にするには上院で3分の2以上の賛成が必要で、民主党だけでなく多数の共和党議員の賛成も必要になるが、一部の共和党議員はその可能性を否定していないという。

「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミルは「1回の弾劾では足りないとき、くそ新しい罪で2回弾劾する！」と怒りのツイートをした。

作家で司会者のパドマ・ラクシュミ（50）はこぶしを振り上げて叫び拍手する動画をツイッターに投稿して「大統領がまた弾劾訴追された時の気分」とツイートした。

「スタートレック」シリーズで知られる俳優ジョージ・タケイ（83）は「共和党下院議員10人が弾劾に投票したことの重要性はこれです。政治の問題ではなく、勇気の問題だということを示している。真実はそこにある、それを言って本音を言う勇気のある人たちのためのものだ。そのガッツを持つ10人に、あなたの国は敬意を表します」と賛成に回った共和党議員10人を賞賛した。

女優のロザンヌ・アークェットは「真実と真実以外の何ものでもないことだけが大嘘を打ち砕くことができる」とツイート。ファシズムを拒否する「@RefuseFascism」を付け加えた。