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米名物司会者ラリー・キングさん死去 オプラ・ウィンフリーらが追悼

(2021年1月23日11:30)

米CNNの名物インタビュー番組などで知られるテレビ司会者のラリー・キングさんが23日朝(現地時間)ロサンゼルスの病院で死去した。87歳だった。新型コロナウイルスに感染して1月上旬から入院していた。オプラ・ウィンフリー(66)らがツイッターでキングさんを偲んだ。

キングさんはCNNの「ラリー・キング・ライブ」を1985年から25年間続けて、トレードマークのサスペンダー姿で歴代の大統領やハリウッドスターなど幅広くインタビューして、鋭い質問をぶつけるなど一世を風靡した。約5万人をインタビューしたといわれる。 米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、人気司会者のオプラ・ウィンフリーや司会者でDJのライアン・シークレスト(46)や歌手のセリーヌ・ディオン(52)ら多くのセレブがキングさんへの賛辞をSNSに投稿した。

オプラはキングさんのインタビューを受ける写真をツイッターに投稿し「あなたのテーブルに座ってあなたのストーリーを聞くのはいつも楽しみでした。ありがとうラリー・キング」と追悼した。(上のツイッター)

シークレストは、伝説の放送作家キングを「親愛なる友人であり、師匠」と呼び「私は親愛なる友人と師匠を失った。本当にアメリカの宝でした。安らかにラリー・キング」とツイートした。

ディオンキングさんを「親切な紳士」と呼び「ラリー・キングの死を知って悲しい。彼はとても親切な紳士で、まるで生涯の友人と話しているかのような気分にさせてくれました。彼のような人は決していないでしょうし、彼は多くの人に惜しまれるでしょう。彼の家族と友人に心からの哀悼の意を表します」とツイッターで偲んだ。

1981年から2005年まで「CBSイブニングニュース」のアンカーを務めたことなどで知られるダン・ラザー(89)は「ラリー・キングは良い時も悪い時も友人だった。卓越したインタビュアーであり、ストーリーテラーだった。彼は対話の技術でニュースを作りCNNを世界的に有名にするのを手助けした。冥福を祈ります」とツイートした。

キングさんは7人の女性と計8回結婚し、子供は5人いる。2010年に引退を発表した。キングさんの息子のラリー・キング・ジュニア、チャンス・キング、キャノン・キングは23日(現地時間)、「私たちは父の死に心を痛めており、家族とともに父の死を悼みます」と共同声明を発表した。