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ガル・ガドット、「ジャスティス・リーグ」でジョス・ウェドン監督に暴言を吐かれた

(2021年4月7日14:00)

ガル・ガドット、「ジャスティス・リーグ」でジョス・ウェドン監督に暴言を吐かれた
(ジョス・ウェドン監督㊧とガル・ガドット =インスタグラムから)

「ジャスティス・リーグ」(2017年)のサイボーグ役レイ・フィッシャーが撮影現場でジョス・ウェドン監督から人種差別的で虐待的な行為を受けたと告発した問題で、ワンダーウーマン役のガル・ガドットも被害を受けていたとの証言が浮上して新たな波紋を広げている。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、フィッシャーの告発を報じたハリウッド・リポーターによると、同作でワンダーウーマンを演じたガドットは、ウェドン監督やスタッフから虐待を受けた数人の俳優の1人だという。関係者によると、同作の脚本も担当したウェドン監督はガドットに、彼女が気乗りしないセリフを言うように迫ったことから摩擦が始まったという。監督はガドットのキャリアを台無しにすると脅したともいわれる。 撮影現場の目撃者は、2人が激しくやりあった後、「監督はガドットとやり合ったことを自慢していた」と証言した。「監督は彼女に、自分は脚本家だから黙ってセリフを言え。自分はこの映画でガドットを信じられないほど愚かに見せることができると言った」という。

また、この関係者は、2人の激しい対立は、最終的にワーナー・ブラザースのケビン・ツジハラ会長(当時)との話し合いに発展したという。

ガドットは、「私は(ウェドン監督と)問題を抱えていましたが、ワーナー・ブラザースはそれをタイムリーに処理しました」と述べている。ウェドン監督はコメントを拒否したという。

ガル・ガドット、「ジャスティス・リーグ」でジョス・ウェドン監督に暴言を吐かれた
(ジョス・ウェドン監督を告発したレイ・フィッシャー =インスタグラムから)

「ジャスティス・リーグ」でサイボーグを演じるレイ・フィッシャーは、以前からウェドン監督からの虐待について声を上げていた。ステレオタイプな黒人のキャッチフレーズになぞらえた「ブーヤ」というセリフを言うようウェドンに迫られたという。彼が渋々同意すると、ウェドンは彼を馬鹿にしたという。

ウェドン監督は現在、自身が製作したヴァンパイアシリーズ「バフィー」のカリスマ・カーペンターやミシェル・トラクテンバーグなど複数のスターから虐待疑惑を訴えられているという。