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ガル・ガドット、「ジャスティス・リーグ」の撮影中監督に「キャリアを台無しにすると脅された」と告白

(2021年5月10日12:30)

ガル・ガドット、「ジャスティス・リーグ」の撮影中監督に「キャリアを台無しにすると脅された」と告白
(インタビューで語るガル・ガドット=ツイッターから)

「ワンダーウーマン」で人気の女優ガル・ガドット(36)が、イスラエルのTVに出演して「ジャスティス・リーグ」(2017年)の撮影中に監督から「もし私が何かをしたら私のキャリアを台無しににすると脅された」と告白して波紋を広げている。

米誌「ハリウッド・リポーター」(電子版)によると、イスラエルの女優ガドットは母国イスラエルのTV「N12ニュースに出演して「ワンダーウーマン」役について語ったなかで「ジャスティス・リーグ」の追加の撮影中にジョス・ウェドン監督が自分のキャリアを脅かしたと主張した。ウェドン監督のガドットに対する暴言問題については同誌が4月に報じていたが、ガドット本人が語ったのは初めて。

インタビューの中で、「N12」の司会者ユナ・リーブソンは、「ジャスティス・リーグ」の撮影中にジョス監督が彼女のキャラクターを変更しようとしたことをめぐって衝突したとの同誌の報道について言及して「彼は、ただ可愛らしくして決められたセリフを言えばいいんだと言った。そしてあなたはそれを許すことはできなかったんですね」と質問すると、ガドットは「いいえ」と否定した上で真相を明かした。
「ジョス(監督)は基本的に私のキャリアを脅かし、もし私が何かしたら私のキャリアを台無しにしてやると言ったのです。私はその場で対処しました」と語った。

同誌は4月に、「ジャスティス・リーグ」撮影現場でのジョス監督の不適切な行言動について、出演した俳優レイ・フィッシャーの証言を基に報じた。その中で、ガドット演じるワンダーウーマンのキャラクターが攻撃的になっていたため修正するよう要求して監督と衝突したことも報じていた。

ジョス監督は、ガドットに納得できないセリフを言うように迫り、彼女のキャリアに傷をつけると脅し、「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス監督も侮辱したという。現場を目撃した関係者は「ジョスはガルとやり合ったことを自慢していた」という。さらに「彼女に、黙ってセリフを言えばいい。自分は脚本家だからこの映画で彼女を信じられないほど愚かに見せることもできると言っていた」という。
2人は激しく対立して、最終的にワーナー・ブラザースのケビン・ツジハラ会長(当時)との話し合いに発展したという。ガドットは、「私は(ウェドン監督と)問題を抱えていましたが、ワーナー・ブラザースはそれをタイムリーに処理しました」と語ったという。ガドットはオフスクリーンでもワンダーウーマンのように強かったようだ。