Plusalphatodayツイッター

リーアム・ニーソン、69歳で新作アクション映画の出演相次ぐ秘密

(2021年6月29日7:30)

リーアム・ニーソン、69歳で新作アクション映画の出演相次ぐ秘密
(ターナー㊨とジョー=インスタグラムから)

リーアム・ニーソンは、69歳になってもなお、スクリーン上で激しいアクションを演じる役のオファーが相次いでいる。その秘密はニーソンのあの代表作にあるという。

米サイト「TMZ」によると、Netflixの最新作「The Ice Road」をはじめ、新しいアクション映画に出演するたびに伝説が深まっていくニーソンは「Entertainment」とのインタビューで、今もヒーロー役に抜擢される現象について語った。

「私は69歳になったばかり(6月7日)だけど、今、エージェントと交わす会話は、『リアム、この脚本を読んだか?アクション映画の脚本なんだけど』と言われて、『ちょっと聞くけど、彼らは僕の年齢を知っているよね?わかった、知りたいのはそれだけだ、ありがとう』というんだ」とニーソン。

「私はそれなりに健康を維持しているし、このような映画のためにはそうしなければならないと思っている。どの映画でも、主役を演じる場合は責任があり、ほぼすべてのシーンに登場するから、健康であることが必要だ。35歳のときのアーノルド・シュワルツェネッガーのようになる必要はないが、スタミナは必要だよ」という。

ニーソンが現在のシルベスター・スタローンやブルース・ウィリス、シュワルツェネッガーのように活躍しているのは、大ヒットしたアクション映画「96時間」シリーズによるところが大きいという。そして、ハリウッドの幹部たちは、ニーソンこそが悪役を倒すのに最適な男だと考えているという。

ニーソンはこのパターンのキャスティングを素直に受け止めているようだが、メインストリームの俳優が年配のガンファイターを演じるのは彼が初めてではないという。ハリソン・フォードが78歳にして「インディ・ジョーンズ5」に出演しており最年長かもしれない。そして「荒野の大七人」(1960年)、「さらば友よ」(1968年)、「レッド・サン」(1971年)などで一世を風靡したチャールズ・ブロンソン(1921年~2003年)は、フォードやニーソンに道を開いたパイオニアの1人だという。ブロンソンは、70代後半までアクション映画に出演し、1994年には72歳でシリーズ5作目の「狼よさらば 地獄のリベンジャー」(1994年)に主演している。