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米俳優ボブ・オデンカーク撮影現場で倒れる 息子が「彼は大丈夫だ」と発表

(2021年7月29日12:15)

米俳優ボブ・オデンカーク、撮影現場で倒れる 息子が「彼は大丈夫だ」と発表
(ボブ・オデンカーク=インスタグラムから)

米人気ドラマ「ベター・コール・ソウル」シリーズで知られる米俳優ボブ・オデンカーク(58)が27日夜(現地時間)、同ドラマのニューメキシコ州アルバカーキのセットで倒れ病院に緊急搬送された。友人や共演者が相次いでSNSで回復を願うなか、息子のネイト・オデンカーク(22)が28日(現地時間)、ツイッターで「彼は大丈夫だ」と回復しつつあることを明らかにした。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、オデンカークの代理人は「心臓関連のアクシデントに見舞われたが安定した状態にあることを確認できました」と明らかにした。「ボブと彼の家族は、彼の世話をしてくれている素晴らしい医師や看護師、そして彼の側にいてくれたキャスト、スタッフ、プロデューサーに感謝の気持ちを表明しました」という。そして「また、オデンカーク家では、皆様からのお見舞いの言葉に感謝するとともに、ボブが回復に向けて努力している間、プライバシーを守っていただきたいと思っています」としている。

オデンカークはアクションスリラー映画「Mr.ノーバディ」(北米3月、日本6月公開)で絶賛された。この映画で、郊外の自宅に侵入された後、復讐に燃える男を演じている。高評価に気をよくしたオデンカークは「すぐにでも別のアクション映画に参加したい」と語っていたという。

オデンカークの緊急事態にブライアン・クランストン、デビッド・クロスなど友人や共演者が相次いでSNSで回復を願った。1990年代のHBOシリーズ「Mr.Show with Bob and David」でオデンカークと共演したデヴィッド・クロス(57)はツイッターで「知っていることはできる限り共有しますが、ボブは肉体的にも精神的にも最も強い人の一人です。彼はこれを乗り越えるだろう」とエールを送った。

ドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」(2008年~2013年)でオデンカークと共演したブライアン・クランストン(65)は、インスタグラムで「今日は朝から不安になるようなニュースで目が覚めました。私の友人、ボブ・オデンカークが昨夜、『ベター・コール・ソウル』の撮影現場で倒れました。彼はアルバカーキの病院に入院し、必要な治療を受けていますが、彼の状態はまだ一般には知られていません。どうか今日一日の中で彼のことを考え、前向きな考えと祈りを彼に送ってあげてください、ありがとうございます」とコメントした。
ドラマシリーズ「ベター・コール・ソウル」でオデンカークが演じた主人公の兄を演じる俳優のマイケル・マッキーンも、「我らが@mrbobodenkirkに大きな愛を送る。君ならできる」とツイート。

オデンカークは、AMCの大ヒットシリーズ「ベター・コール・ソウル」に出演し、エミー賞の主演男優賞に4回ノミネートされた。同シリーズの第6シーズンと最終シーズンを撮影中だった。この番組は、2013年に5シーズンの放送が了した「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。