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「スーサイド・スクワッド」のジョエル・キナマン、レイプ疑惑で捜査 キナマン反論「女性から執拗に脅迫されていた」

(2021年8月12日15:00)

「スーサイド・スクワッド」のジョエル・キナマン、レイプ疑惑で捜査 キナマン反論「女性から執拗に脅迫されていた」
ジョエル・キナマン(インスタグラムから)

映画「スーサイド・スクワッド」などで知られるスウェーデン出身の俳優ジョエル・キナマン(41)がスウェーデンの捜査当局からレイプ疑惑で捜査を受けていると11日(現地時間)、米メディアが報じた。キナマンは、インスタグラムに長文を投稿して、女性とは合意の上で関係を持ったが、その後金品などの要求があり接近禁止命令を得たばかりだったと潔白を主張している。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、スウェ―デンの検察官は11日(現地時間)キナマンに対する疑惑を調査していると発表した。しかし、キナマンの弁護団は、被害者とされるスウェーデン人モデルが彼にレイプされたと告発したのは、キンナマンが脅迫的行為を受けていとして彼女に対する接近禁止命令を得た後だったと語っている。

キンナマンは、ベラ・デイビスという芸名で活動しているモデルのガブリエラ・マグヌソンから恐喝されていたと主張して6日(現地時間)、ロサンゼルスの裁判所に彼女に対する接近禁止命令を申請して認められたという。接近禁止命令が出たことを知った後、彼女はレイプ被害の訴えを起こしたようだという。

キナマンが裁判所に提出した書類には、デイビスが、ハリウッドの関係者への紹介や就労ビザの取得、金銭的な要求などに応じなければ、彼女の意思に反して関係を持ったことなどを公表すると脅していたことなどが記載されているという。
キナマンは「汚名を晴らすために警察に協力する」と言っているという。スウェ―デンの検察庁のスポークスマンは11日(現地時間)、米「E!News」に、「調査は始まったばかりだ」と述べたという。

一方、デイビスは「E!News」に、キンナマンを脅したり、お金を要求したりしたことはないと否定し、俳優は「脚本と演技でオスカーを受賞するべきだ」と語ったという。

キナマンは6日(現地時間)、インスタグラムに長文を投稿して事件について詳しく説明して潔白を主張した。デイビスと合意の上での性的関係を持った後に彼女が彼に執着するようになり、お金やスポーツイラストレイテッドの水着モデルの写真撮影などを要求したと主張している。
キンナマンが独身だった2018年11月にデイビスに会って関係を持ったという。その1カ月後、2人は再び会ったが、彼は翌日早くから仕事があったため、一緒に夜を過ごさなかったという。「翌日、彼女は、私が一晩過ごそうと言わなかったことと、彼女が無事に帰宅したことを確認しなかったことに悩んでいるとメールしてきた」としている。

デイビスは2019年と2020年に再び彼に会いたいと連絡してきたが、彼は別の女性と交際中だったので返事をしなかった。そして彼女との関係を断ち切ろうとしたという。 「しかし、彼女は、他の人の携帯電話からメールや電話をするなど、私とコミュニケーションを取ろうとし続け、時間が経つにつれ、ますます脅迫的で、恐ろしいものになっていった」としている。そして「意志に反して関係を持った」と公にすると脅したと主張している。
「ある時、彼女は『マスコミに出たら、私がどれだけお金をもらえるか、どれだけ有名になれるか知ってる?』といった」という。また、キナマンのエージェントがデイビスに会いに行くと、彼女の兄が彼に銃を向けたという。「彼女自身や他の人々によって、私と私の家族に対する物理的な暴力の脅威を与えました」とキネマンは主張している。デイビスの被害届を受けたスウェーデンの捜査当局はどう判断するのか成り行きが注目される。

キナマンは2015年にスウェーデンのタトゥーアーティストと結婚したが2018年に離婚した。2019年よりオーストラリアとスウェーデンのモデルのケリー・ゲイルと交際して今年年1月に婚約した。