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ハリウッド特急便
ブリトニー・スピアーズの父ジェイミー、13年ぶりに彼女の後見人終了を裁判所に申請
(2021年9月8日11:30)
ブリトニー・スピアーズ(39)の父親ジェイミー・スピアーズ(69)が、過去13年以上にわたって彼女の生活を管理してきた後見人制度を終了させるための申請書を7日(現地時間)、ロサンゼルス郡高等裁判所に提出したことが明らかになった。
米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ジェイミーは「娘の状況が変化したため、後見人制度を設ける理由がなくなった」と主張しているという。
ジェイミーは「ブリトニーはこの法廷で、後見人の安全なレールなしに自分の人生のコントロールを取り戻したいと話している」として 「保佐人や裁判所の手続きの制約を受けずに、自分の好きなように人生を送りたい」とするブリトニーの主張を認めることを明らかにしたという。
ブリトニーの弁護士マシュー・ローゼンガートは、ジェイミーの申請を「法的勝利」で「スターの正当性の証明」とした上で「ジェイミー・スピアーズ氏は、説明責任と正義を回避しようと考えているようですが、彼の申請を評価しながら、あらゆる選択肢を検討していく」とコメントした。
ブリトニーは、6月23日(現地時間)に行われた法廷証言で、ジェイミーを「虐待的な」後見人と呼び、2018年にはツアーに出ることを強要し、2019年には彼女の意志に反して精神衛生施設に送り込んだことなど、ジェイミーに対する数々の非難を並べ立て、自由な私生活と財産の管理権を取り戻したいと訴えた。ブリトニーはまた、後見人から避妊具を取り外すことを禁じられ、いきなり薬物を投与されたこともあり、その薬は「両親と会話もできないほど強いものだった」などと訴えた。
ジェイミーは、2008年2月にブリトニーがケビン・フェダーラインと離婚した後、正sン的に不安定になり奇行が目立つようになりリハビリし説に入・退所を繰り返していたことからブリトニーの主な後見人に任命され、弁護士のアンドリュー・ウォレットと役割を分担していた。
ウォレットは2019年3月にこの件から辞任。ジェイミーは健康を害したため、同年9月にブリトニーの後見人を一時的に辞任した。それ以来、ジェイミーの代役として、ジョディ・モンゴメリーが後見人になっているが、ジェイミーは現在もブリトニーの財産管理人として、ブリトニーの数百万ドル(数億円)の財産を管理している。
ブリトニーは昨年11月、ジェイミーの解任を要求して「父親が後見人をやめないなら二度と出演しない」と発言。7月14日の公聴会で、父親を "虐待 "で起訴してほしいと訴えていた。また、ファンやブリトニーを支持するセレブの間で「#FreeBritney」(ブリトニー解放)の主張や運動が広がっていた。
ジェイミーはブリトニーの人生やキャリアを不適切に管理ことを否定して、何度も別居中の娘を「愛している」「恋しい」と語っていたが、ついに後見人を辞任することになった。