米ラッパー、ハリウッドのクラブの外で撃たれる ビーバーのパーティー参加後に事件

(2022年2月12日11:30)

米ラッパー、ハリウッドのクラブの外で撃たれる ビーバーのパーティー参加後に事件
コダック・ブラック(Instagram/@ kodakblack)

米ラッパー、コダック・ブラック(24)ら4人が12日早朝(現地時間)、ウエスト・ハリウッドのクラブの外で銃撃され負傷する事件があった。クラブではジャスティン・ビーバーの公演のアフターパーティーが行われ、ビーバーや妻のヘイリー・ビーバー、レオナルド・ディカプリオらが参加していたという。

米サイト「TMZ」によると、コダックはビーバーのパーティーに参加して店を出たときに、コダックの仲間の誰かが、出口で正体不明の暴漢に襲われ、コダックは仲間を助けるためにその暴漢を殴り倒したという。その時、銃を持った男が発砲したという。発砲した男がコダックの仲間を最初に襲った男と同一人物なのか、それとも全く別の人物なのかは不明だという。ブラックは足を撃たれて病院に運ばれたが命に別状はなく状態は安定しているという。

ビーバーは11日(現地時間)、ロサンゼルスのパシフィック・デザイン・センターで公演を行い、その後クラブ「The Nice Guy」でアフターパーティーを行い、ラッパーのドレイク、レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、ケンダル・ジェンナー、クロエ・カーダシアンなどのスターが参加したという。
ロス市警によると、合計10発の銃声があり、3人に銃弾に当たり、もう1人はケンカしたときに負傷したという。全員病院に運ばれたが、容態は安定しているという。犯人は逃走中だという。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ブラックは、武装強盗、不法監禁、武器所持、性的暴行などの犯罪歴があるという。2020年3月、銃器所持の罪を認め、連邦刑務所に服役した。同年6月、当時のトランプ大統領は有罪判決を減刑した。今年初めには、第一級暴行・傷害の罪を認め、18カ月の保護観察処分を受けた。昨年末には故郷のフロリダ州ポンパノビーチで不法侵入の罪で逮捕されたという。