「THE BATMAN―ザ・バットマンー」北米で初登場1位 興収154憶円を記録

(2022年3月9日15:00)

「THE BATMAN―ザ・バットマンー」北米で初登場1位 興収154憶円を記録
「THE BATMAN―ザ・バットマンー」(Instagram/@dcjapan )

映画「バットマン」シリーズの最新作「THE BATMAN―ザ・バットマンー」が4日(現地時間)から北米で公開になり、週末の興行収入が154億円を記録し、週末の興収ランキングで初登場1位のヒットスタートとなった。日本では11日に公開される。

米興行サイト「Box Office Mojo」によると、「THE BATMAN」は4417館で公開され、3月4日から6日までの週末の興行収入が1億3400万8624ドル(約154憶円)を記録して初登場1位となった。先週1位のトム・ホランド主演「アンチャーテッド」が2位。3位は「Dog」、4位がトム・ホランド主演の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、5位は「ナイル殺人事件」だった。

DCコミックスのスーパーヒーロー、バットマンを実写映画化したワーナー・ブラザースの「バットマン」シリーズの主な作品は、1989年のティム・バートン監督、マイケル・キートン主演の「バットマン」を皮切りに同コンビによる続編「バットマン リターンズ」(1992年)、1995年にジョエル・シュマッカ―監督、ヴァル・キルマー主演の「バットマン フォーエヴァー」、シュマッカ―監督、ジョージ・クルーニー主演の「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」(1997年)と4作製作された。その後クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベール主演によるリブートとして「バットマン ビギンズ」(2005年)、「ダークナイト」(2008年)、「ダークナイト ライジング」(2012年)の3部作が製作された。
最新作「THE BATMAN」は、マット・リーヴス監督で、「トワイライト」シリーズや「TENT テネット」などのロバート・パティンソンが主役に抜擢された。若きバットマンの活躍を描く2時間55分の大作で米映画評論サイト「ロッテン・トマト」では満足度85%だった。

ワーナー・ブラザースでは新型コロナウイルスの感染拡大に対応して、新作映画を劇場公開と同時に動画配信サービス「HBOマックス」で公開していたが、同作は同時配信をやめて劇場公開だけにした最初の作品だという。