アン・へッシュ、交通事故で昏睡状態 広報が声明「重篤な脳損傷で危篤状態」

(2022年8月12日22:00)

アン・へッシュ、交通事故で昏睡状態 広報が声明「重篤な脳損傷で危篤状態」
アン・へッシュ(Instagram/@anneheche)

映画「6デイズ/ナイツ」などで知られる米女優アン・へッシュ(53)が5日(現地時間)、米ロサンゼルスで車を運転中に住宅に突入して炎上する事故を起こして昏睡状態になったと報じられたが、へッシュの広報担当は11日夜(現地時間)、「重篤な脳損傷で危篤状態にある」と明らかにした。米メディアが報じた。

米サイト「TMZ」によると、11日夜(現地時間)、アンの広報担当は「事故のため、アン・ヘッシュは重度の無酸素性脳損傷を負い、残念ながら昏睡状態のまま、危篤状態となっています。彼女は助からないと思われます」との声明を発表したという。

アンの臓器を提供する可能性がある計画が立てられており、同広報担当は「以前から臓器を提供することは彼女の選択であり、彼女は生命維持装置につながれたまま、生存可能かどうかを判断しています」と述べたという。

そして「我々は、アンの回復のために願いと祈りを捧げてくれた皆さんに感謝し、ウエストヒルズ病院のグロスマン火傷センターでアンをケアしてくれた献身的なスタッフと素晴らしい看護師たちに感謝したい」と語った。

ヘッシュは5日(現地時間)、ミニクーパーで少なくとも2回のひき逃げをし、その後住宅に激突して炎上した。ロス市警の情報筋によると、血液検査の結果、事故当時、女優はコカインとおそらくフェンタニルの影響下にあったことが判明したという。

へッシュの広報担当者は、「アンは大きな心を持っていて、その寛大な精神で出会ったすべての人に感動を与えました。彼女はその非凡な才能以上に、優しさと喜びを広めることをライフワークと考えていました--特に、愛する人を受け入れるための針を動かすことを。彼女はその勇気ある正直さで記憶され、その光で心から惜しまれることでしょう」と語ったという。

へッシュはダスティン・ホフマンと共演した「ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ」(1997年)、「ボルケーノ」(1997年)、ハリソン。フォードと共演した「6デイズ/ナイツ」(1998年)など数多くの映画やテレビシリーズに出演している。