-
ハリウッド特急便
ブラッド・ピットの弁護士が声明 アンジェリーナ・ジョリーのDV主張に「個人攻撃と虚偽の陳述」「法廷で対応する」
(2022年10月7日12:00)
アンジェリーナ・ジョリー(47)が、2019年にプライベートジェット機の機内でブラッド・ピット(58)はジョリーや子供に対して暴力をふるったと裁判で主張したことに対して、ピットの弁護士は「個人攻撃と虚偽の陳述」と疑惑を否定し「法廷で対応する」と争う意向を明らかにした。
米誌「US Weekly」(電子版)によると、ピットの弁護士アン・キレイは6日(現地時間)、
「ブラッドは最初からすべてのことに責任を負っています。しかし、しなかったことについて責任はありません。彼はあらゆるタイプの個人攻撃と虚偽の陳述にさらされてきました」と述べ、ジョリーのDV主張に反論した。
アン弁護士は「ありがたいことに、過去6年間に相手側が彼に対して利用しようとした様々な公的機関は、それぞれ独立した判断を下しています。ブラッドはこれまで一貫して行ってきたように、法廷で対応し続けるでしょう」と法廷で争うことを明らかにした。
アン弁護士の声明は、ジョリーとピットが離婚前に共同で所有していたフランスのワイナリーをめぐる裁判に関連して、ジョリーが4日(現地時間)にピットのDVを主張する新たな陳述書を裁判所に提出したことに対応したもの。ジョリーはその中で、2016年9月に離婚を申請した理由として、その直前にジョリーとピットとその子供たちが乗ったフライト中に起きた夫婦喧嘩とピットのジョリーや子供に対する暴力を生々しく主張した。
「長い一晩のフライト中、ピットはジョリーと当時8歳から15歳だった子どもたちに身体的、精神的な虐待を加えていた」とジョリーは主張。「そのフライトの後、家族の健康と幸福のために離婚を申請することを決めた」としている。
陳述書では、ピットがジョリーにビールをかけ、子供たちにビールと赤ワインをかけたなどと主張している。ピットはフライト後、ロサンゼルス児童家庭福祉局から児童虐待の調査を受けたが、同局による処分などはなかった。またFBIも調査したが、2016年11月に訴追せず捜査を打ち切っている。
ピットは、ジョリーは2人共同で所有していたフランスの古城シャトー・ミラヴァルや敷地内のワイナリーの自分の持ち株を無断で売却したとして訴えていた。お互いの合意がなければ売却しないという契約があったとしている。また約半分の持ち株が売却されたことでワイナリーの経営に重大な障害が発生したなどとしている。一方、ジョリーは、合意はなかったと主張して争っている。
2人は約10年の交際を経て2014年にフランスの古城シャトー・ミラヴァルの教会で挙式した。養子のマドックス(21)、パックス(18)、ザハラ(17)と実子のシャイロ(16)、双子のノックスとヴィヴィアン(14)の6人の子供をもうけている。