アンジェラ・ランズベリーさん死去 96歳 「ジェシカおばさんの事件簿」

(2022年10月12日12:20)

アンジェラ・ランズベリーさん死去 96歳 「ジェシカおばさんの事件簿」
アンジェラ・ランズベリーさん(Instagram/
@mrs.angela_lansbury)

米テレビドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」などで知られるハリウッドの伝説的女優のアンジェラ・ランズベリーさんが11日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で死去した。96歳だった。

米サイト「TMZ」によると、アンジェラさんは11日午前1時30分(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で眠るように息を引き取ったという。家族が発表した。

ランズベリーさんは1925年10月16日生まれ。イギリス・ロンドン出身で1940年に米国に渡り1951年にアメリカ市民になった。歌手としてデビューしたが1944年「ガス燈」で女優に転身し同作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞した。1960年代には舞台に活動の場を移し、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」「ジプシー」「ディア・ワールド」などに出演し、トニー賞を5回受賞。生涯功労賞として6度目のトニー賞を受賞した。
1984年から始まった米ドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」(原題:Murder, She Wrote)で主人公のミステリー作家ジェシカ・フレッチャーを演じて人気を呼んだ。ディズニー映画「美女と野獣」(1991年)のポット夫人の声としても知られる。2013年の第86回アカデミー賞で名誉賞を受賞した。

2013年にランズベリーさんが第86回アカデミー賞で名誉賞を受賞したときに、映画産業の発展に顕著な構成があった人物に贈られるジーン・ハーショルト賞を受賞したアンジェリーナ・ジョリーは、授賞式でのツーショットをインスタグラムに投稿して追悼した。