ジェニファー・アニストン、不妊治療の苦労を明かす「子供を作らないから夫に去られた」の噂に反論 

(2022年11 月10日14:45)

ジェニファー・アニストン、不妊治療の苦労を明かす「子供を作らないから夫に去られた」の噂に反論 
米誌「Allure」の表紙を飾ったジェニファー・アニストン

ジェニファー・アニストン(53)が、米誌「Allure」のインタビューで不妊の苦悩と体外受精について初めて語った。ブラッド・ピット(58)とジャスティン・セロー(51)との2度の離婚をめぐって「子供を作らないから夫に去られた」というタブロイド紙の「ストーリー」に反論した。

9日(現地時間)に公開された米誌「Allure」(12月号)のカバーストーリーで、アニストンは妊娠を望んだが「困難な道のり」を経験したと明らかにした。

「私は、20代や30代、40代半ばの頃よりも、今の自分が一番いいと感じています」という。「30代後半から40代にかけては、本当に大変なことを経験したし、もしそれを経験していなかったら、自分がなるべき人にはなれなかったと思う」という。 「私は妊娠しようとしていました。子作りの道は私にとっては挑戦的な道でした」と語った。

「何年も、何年も、何年も、憶測ばかりで…。本当に辛かった。体外受精をしたり、中国茶を飲んだり、何でもやったわ。『卵子を凍らせなさい』と言われればやった。自分のためにね。でも、そんなこと考えもしなかった。だから今がある。時すでに遅しです」。
「後悔はない」という。「もう "できるかな?"っていうのがないから、実は今、ちょっと安心してるの。もうそんなことを考える必要はないんです」と語った。

アニストンは2000年にブラッド・ピットと結婚したが、2004年、ピットが映画「Mr.&Mrs.スミス」と共演したアンジェンリーナ・ジョリーと不倫関係になり、2005年に離婚。そのときにアニストンが子供を望まなかったためにピットがアンジーを選んだとも報じられた。 2015年に俳優のジャスティン・セローと再婚したが子供を作らないまま2018年に離婚した。

何年もの間、「アニストンは子供を作らない」という見出しがポップカルチャーの中で渦巻いていた。さらに、「自分勝手な人間」だと言われることもあったという。「私は自分のキャリアにしか興味がなかった。そして、成功した女性が子供を産まないなんて、神様はお許しにならないでしょう。夫が私を捨てた理由、私たちが別れて結婚生活を終わらせた理由は、私が夫に子供を与えないからだというのです。絶対嘘だったんです。今私は、隠すことは何もありません」と”定説“にまでなっていた噂を否定した。

3度目の結婚については「絶対ないとは言い切れないけど、興味はない」としたうえで「交際はしたいわ。どうだろう?ただ丸くなって『支えてほしい』って言いたくなる瞬間がある。家に帰ってきて、誰かの腕の中に倒れこんで、『大変な一日だったね』って言えたら最高よね」。

「私は、困難な時期を乗り越え、再び光の中に戻ってきたように感じています」という。「体外受精の話は、何年もかけて守ってきたんです。私はこの部分をとても大切にしています。世間は真実ではない物語を作るので、私は真実を話した方がいいかもしれません。冬眠から目覚めたような気分です。隠すことは何もないんです」と語った。同誌では年齢を感じさせない美ボディを披露し、自身のインスタグラムに撮影中の動画や写真を投稿した。