「エレンの部屋」のスティーヴン・"トゥイッチ"・ボスさん死去 40歳 自殺か エレンが追悼コメント

(2022年12 月15日12:10)

「エレンの部屋」のスティーヴン・
スティーヴン・"トゥイッチ"・ボスさん
(Instagram/@ sir_twitch_alot)

米人気司会者エレン・デジェネレス(64)が司会する番組「エレンの部屋」などで知られるDJでプロデューサーのティーヴン・"トゥイッチ"・ボスさんが死去した。40歳。自殺とみられている。米メディアが報じた。

米サイト「TMZ」によると、スティーヴンさんの妻でダンサーのアリソン・ホーカー(34)は13日(現地時間)、ロス市警に駆け込み、スティーヴンさんが車に乗らずに家を出たと言い、彼らしくない行動に心配して必死になっていたと警察関係者が話していたという。
同日午前11時15分ごろ、ロサンゼルスのホテルから通報があり救急隊員が駆け付けると、スティーヴンさんは銃で自死していたという。その場で死亡が確認されたという。

ホーカーは「スティーヴンは足を踏み入れたすべての部屋を明るくしてくれました。彼は家族、友人、コミュニティを何よりも大切にし、愛と光で導くことが彼のすべてでした」としたうえで「彼は私たち家族のバックボーンであり、最高の夫であり父親であり、ファンにとってはインスピレーションの源でした。彼が残した遺産は多くないかもしれませんが、彼のポジティブな影響はこれからも続くでしょう。彼の思い出を称えない日はないと確信しています」とコメント。そして「スティーヴン、私たちはあなたを愛しています、あなたを恋しく思います、そして私はいつもあなたのためにラストダンスを取っておきます」と締めくった。

エレン・デジェネレスは自身のインスタグラムに、友人のスティーヴンさんを抱きしめる写真を投稿し、「胸が張り裂けそうです。彼は私の家族であり、心から彼を愛していました。彼がいなくなるのは寂しいです。アリソンと彼の美しい子供たち、ウェスリー、マドックス、ザイアに愛とサポートを送ってください」とコメントした。

スティーヴンさんは、ヒップホップダンサー、振付師、俳優、テレビプロデュ―サー、テレビのパーソナリティなどで活躍。2014年からエレンの番組「エレンの部屋」でDJを始め、2022年5月に番組が終了するまで出演した。2020年には同番組のエグゼクティブ・プロデューサーに就任していた。
今年初めにFOXで放送されたリアリティ番組の司会を務め、アリソンとはDisney+の「ディズニーのフェアリー・テール・ウェディング」でコンビを組んでいた。また俳優として映画「ステップ・アップ」シリーズでジェイソンを演じ、「マジック・マイクXXL」などに出演した。私生活では2013年にアリソンと結婚して3人の子供をもうけた。10日に9年目の結婚記念日を迎えたばかりだったという。