エルヴィス・プレスリーの一人娘リサ・マリー・プレスリーさん死去 54歳 マイケル・ジャクソン、ニコラス・ケイジとの結婚など華麗な生涯に幕

(2023年1 月13日14:00)

エルヴィス・プレスリーの一人娘リサ・マリー・プレスリーさん死去 54歳 マイケル・ジャクソン、ニコラス・ケイジとの結婚など華麗な生涯に幕
リサ・マリー・プレスリーさん(Instagram/@isampresley)

エルヴィス・プレスリーの一人娘で歌手のリサ・マリー・プレスリーさんが12日(現地時間)、ロサンゼルスの病院で死去した。54歳だった。マイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジとの結婚など華麗な生涯に幕を閉じた。

米サイト「TMZ」によると、リサさんは12日朝(現地時間)、米カリフォルニア州カラバサスの自宅で倒れているのを家政婦が発見。心停止の状態で元夫のダニー・キーオが、救急隊員が到着するまでリサさんに心肺蘇生を行い、蘇生活動中に少なくとも1回エピネフリンを投与したという。救急隊員が病院に搬送する前に脈拍が一時回復したが病院で死亡が確認されたという。

リサさんは10日(現地時間)に行われた第80回ゴールデングローブ賞の授賞式に出席し、プレスリーの伝記映画「エルヴィス」でプレスリーを演じたオースティン・バトラーが主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したのを祝福したばかりだった。リサさんは「エルヴィス」を絶賛し、バトラーとのツーショットを自身のインスタグラムに投稿するなどしていた。(上のインスタグラム)

リサさんの母親であるプリシラ・プレスリーの代理人はTMZに「プリシラ・プレスリーとプレスリーファミリーは、最愛のリサ・マリーの悲劇的な死にショックを受け、打ちのめされています。彼らは皆さんのサポート、愛、祈りに深く感謝しており、この非常に困難な時期にプライバシーを守るようお願いします」とコメントした。

エルヴィス・プレスリーの一人娘リサ・マリー・プレスリーさん死去54歳 マイケル・ジャクソン、ニコラス・ケイジとの結婚など華麗な生涯に幕
プレスリー㊧とリサさんを抱くプリシラ(Instagram/@isampresley)

リサさんはエルヴィス・プレスリーとプリシラの一人娘で、1977年にエルヴィスが心臓発作で亡くなった後、彼女は祖父と曾祖母とともにエルヴィスの遺産の共同相続人となった。
父の後を継いでシンガーソングライターとなり、2003年にデビューアルバム「To Whom It May Concern」を発表。ビルボードのアルバムチャートで5位を記録し、ゴールド認定を受けた。

リサさんは何度か注目される結婚を経験した。20歳でミュージシャンのダニー・キーオと結婚して長女ライリーと長男ベンジャミンをもうけたが6年で離婚。ベンジャミンは2020年7月拳銃自殺で亡くなった。離婚して1カ月もたたないうちに1994年にマイケル・ジャクソンと結婚して世界に衝撃を与えた。マイケルとは2年足らずで離婚し、2002年に俳優のニコラス・ケイジと結婚したが3か月で離婚。2006年にギター奏者のマイケル・ロックウッドと結婚して双子の姉妹を出産したが2016年に離婚を申請した。2016年、鎮痛剤などのドラッグやアルコールの依存症の治療のためにセレブ御用達のロサンゼルスのリハビリ施設に入所したことを報じられたこともあった。