スピルバーグ監督、「米政府はUFO情報を隠している」 米TVで「UFO・宇宙人」語る

(2023年3月6日10:15)

スピルバーグ監督、「米政府はUFO情報を隠している」 米TVで「UFO・宇宙人」語る
TVで UFO・宇宙人について語るスピルバーグ監督(YouTubeから)

自伝的映画「フェイブルマンズ」が大ヒット公開中のスティーヴン・スピルバーグ監督(76)が、米TVのインタビューで、UFOや宇宙人について言及し、米政府はUFOに関する情報を自国民や他の国の人たちから隠しているなどと語った。

米サイト「TMZ」によると、スピルバーグ監督は、米CBSの深夜トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベアで注目すべき発言をした。

「未知との遭遇」(1977年)でUFO、宇宙人と人間の遭遇を描き、「E.T.」(1982年)で地球外生命体(T.T.)と少年の拘留を描いたスピルバーグ監督は、司会のコルベアから「UFOの話をしましょう」といわれると「エキサイティングだ」と笑いながら「見たことも体験したこともないものを映画化することはできますが、本当に信じるとなると、やはり自分の目で見てみないとわからないと思います。私はUFOを見たことがないが見てみたい」と語った。

そのうえで「私は、私たちが宇宙で孤独だとは思っていません。私たちが宇宙で唯一の知的宇宙人であることは、数学的に不可能だと思うのです。まったくありえないことだと思う」と宇宙人は存在するとの見解を示した。

「同時に、4億光年の彼方にある私たちを誰かが訪れるということも、映画の中以外ではほとんどありえないように思います。私は宇宙物理学者ではありません。しかし、映画を作り、想像力を働かせる人間として、また、UFOやUAP(未確認宮中現象)に飽くなき好奇心を抱く人間として、私たちが本当に知らない、私たちに開示されていない何かが起こっていることは確かです」と語った。

さらに「私は、これらの目撃情報のすべてを覆い隠している秘密と、情報公開法が特定の資料を公開することを強制するまでの透明性の欠如は、単に特別なデューデリジェンス(企業などに要求される当然に実施すべき注意義務及び努力)を必要とする何かが起こっていると思います」と述べた。

スピルバーグ監督は、ペンタゴン(米国防総省)が説明できていない100機以上のUFO目撃情報を含め、すべての目撃情報に興味を示し、「最近出てきたことは魅力的だと思う。もっと話を聞いてみたい。それが何であるかは知らないが」と語った。

「空中に何かがあるのは確かで、政府は私たちから情報を隠していると考えています」という。そして、「地球人の多くが受け入れていることを信じている…私たちの惑星だけに生命があるということはあり得ないと思う」と語った。