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映画
米俳優ドン・マレーさん死去 94歳 マリリン・モンローと「バス停留所」で共演 「ツイン・ピークス」など
（2024年2月05日12:00）
ドン・マレーさん（Instagram/@donmurrayactor）
マリリン・モンローと共演した「バス停留所」や「ツイン・ピークス」などで知られる米俳優ドン・マレーさんが死去した。94歳だった。
伝説の俳優マレーさんの死去を息子の俳優クリストファー・マレー（66）が発表した。死因など詳細は明らかにされていない。英紙「サン」が報じた。
マレーさんは1929年7月31日、カリフォルニア州ハリウッドで、ダンスディレクター兼ステージマネージャーの父デニス・アロイシウスと歌手で元ジーグフェルドパフォーマーの母エセル・クックの間に生まれる。
「バス停留所」のドン・マレーさん㊨とモンロー（Instagram/@donmurrayactor）
ニューヨークのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学び、1951年に「バラの刺青」でブロードウェイ・デビュー。マリリン・モンロー主演の「バス停留所」（1956年）で相手役に抜擢されて映画デビュー。第29回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされるなど、演技力はキャリアの初期から注目された。
その後は「猿の惑星・征服」（72）、ブルック・シールズ主演の「エンドレス・ラブ」（81）でシールズ演じるヒロインの父親役を演じた。また「ペギー・スーの結婚」（86）などの映画や、デヴィッド・リンチ監督の大ヒットTVシリーズ「ツイン・ピークス」（17）に出演。25本のテレビ映画を含む35本以上の映画に出演し、舞台制作、脚本、監督、プロデュース、音楽制作でも功績を残した。最後の映画出演は2021年の映画「プロミス」だった。
私生活では「バス停留所」で共演した女優ホープ・ラングｔ56年委結婚して2児（俳優のクリストファー・マレー、パトリシア）をもうけるが61年に離婚。62年にエリザベス（別邸）・ジョンソンと再婚して3児をもうけた。