「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督、ライアン・ゴズリング主演「ケン映画」の可能性に言及

(2024年8月13日11:00)

「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督、ライアン・ゴズリング主演「ケン映画」の可能性に言及
「バービー」の㊧からライアン・ゴズリング、アメリカ・フェレ―ラ、マーゴット・ロビー、グレタ・カーウィグ監督(Instagram/@barbiemovieupdates)

2023年公開の映画「バービー」の成功を受けて、グレタ・ガーウィグは最近、ライアン・ゴズリング主演のケン映画の可能性について言及した。

米Page Sixによると、ガーウィグ監督は11日(現地時間)、CBSのドキュメンタリー番組「60ミニッツ」の記者ににインタビューで 「ケン・ムービーはあるのか?」と質問され、「それについてはコメントできないが、完全に否定はしない」と「ケン映画」の可能性を示唆したという。そして笑顔で「本当のところはね…そのうちわかると思うよ」 と語ったという。
ガーウィグ監督は、「バービー」製作の早い段階で、マーゴット・ロビー演じるバービーの恋人・ケン(ゴズリング)の理想の姿を見つけていたという。ガーウィグ監督とそのパートナーである映画監督ノア・バームバックは、脚本を書きながらケン役を演じるゴズリングのことを常に念頭に置いていたと説明した。
ガーウィグとバームバックは、最終稿でケンの芝居を書くにあたり、あまりに多くのアイデアがあったため、すべてを脚本に収めることができなかったという。

「私たちはケンのためにあまりにも多くのネタを用意しました。私たちは書いて、書いて、書きまくった」とガーウィグ監督。

ライアン・ゴズリングは、「脚本のタイトルページで、"バービーとケン "と書かれていたんだけど、ケン "は消されたんだ」と語っており、「バービー」はあくまでバービー中心に描かれたようだ。そして”消されたケン”が次回作で蘇るようだ。
2023年最高のヒットとなった「バービー」は全世界で10億ドル(約1472億円)以上の興行収入を記録した。次回作のケンの物語がどんな内容になるのか注目される。