アーノルド・シュワルツェネッガー、自宅の郵便受けに爆弾の通報でロス市警出動

(2024年12月2日11:00)

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アーノルド・シュワルツェネッガー(Instagram/@schwarzenegger)

アーノルド・シュワルツェネッガーの自宅の郵便受けに爆弾が仕掛けられているとの通報がありロス市警の警官が緊急出動する事件があった。その時シュワルツェネッガーは――。

米サイトTMZによると、感謝祭の11月28日(現地時間)、ロサンゼルス市警は、シュワルツェネッガーのロサンゼルス近郊の自宅の郵便受けに爆弾が仕掛けられているという通報を受けて警官が駆け付けた。

警官が郵便受けとその周辺を捜索したが、爆発物は見つからなかったという。シュワルツェネッガーの警備員は警官に、24時間体制の警備とビデオ監視があり、自宅に爆弾を仕掛けることは事実上不可能だと説明したという。

ー シュワルツェネッガーは当日、自宅にはいなかったという。ロサンゼルス市警はこの事件をスワッティングとして捜査しているが逮捕者は出ていないという。
スワッティングとは、緊急通報用電話番号を悪用し、何らかの大事件が起こっているとする虚偽の通報によって対象の元に警察官などを派遣させるという悪戯である。名称はアメリカ合衆国の警察特殊部隊SWATに由来する。スワッティングを行う者は「スワッター(swatter)」と呼ばれるという。

米PageSixによると、シュワルツェネッガーは感謝祭の休日までの数日間、地域社会に恩返しをした。11月26日には、『トゥルーライズ』で共演したトム・アーノルドとチームを組み、ロサンゼルスのホレンベック青少年センターで七面鳥を配った。ボランティアたちは、1000羽以上の冷凍七面鳥とトルティーヤやその他の農産物を地元の家族に配ったという。
シュワルツェネッガーは40年以上も毎年このイベントに参加しており、「私にとっては、また七面鳥を寄付できることは、大きな大きな喜びです。私はアメリカを愛しているし、アメリカは移民である私を両手を広げて迎えてくれた」と明かした。オーストリアでボディビルダーとして活躍し、ハリウッドのアクションスターとして有名になったシュワルツェネッガーは、「1968年にアメリカに来たとき、感謝祭が何なのかさえ知らなかった。ジムの人たちが私の空っぽのアパートに来て、シーツ、銀食器、食器、食べ物、ラジオを持ってきてくれたんだ」と語ったという。