ポール・ニューマンが住んでいたNYのマンションが15億円で売りに出される

「俺たちに明日はない」などで知られる往年のハリウッドスター、ポール・ニューマンが住んでいたニューヨークのマンションが売りに出された。その販売価格は1000万ドル（約15億円）だという。米メディアが報じた。

米TMZによると、ポールが長年住んでいたNYマンハッタンにあるマンションが売り出し中だという。ポールが妻で女優のジョアン・ウッドワードと暮らしていたペントハウスで、995万ドル（約15億円）で正式に市場に出された。

NYのアッパー・イーストサイドにある豪華なペントハウスが一般に売りに出されるのは、約40年ぶりのことで注目が集まっている。

このペントハウスは、約232㎡以上のリビング、2ベッドルーム、2.5バスルーム、いくつもの大きなテラス、専用エレベーター、セントラルパークの眺め、高い天井、美しいフローリングなど、高額な提示価格にふさわしい設備がいくつもあるという。いずれにしても、ポールとジョアンの象徴的なラブストーリーの舞台となったことがこのマンションの大きな魅力だという。

ポール（2008年、83歳没）は、「ハスラー」（61）、「明日に向かって撃て」（69）、「スティング」（73）、「評決」（82）などの数々の名作・ヒット作に出演し、ハリウッドを代表する俳優の一人として活躍。「長く熱い夜」（58）でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞、「ハスラー」でゴールデングローブ賞主演男優賞、「ハスラー2」（86）でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
1953年、ポールはブロードウェイの舞台 「ピクニック」でジョアン・ウッドワードと共演。1957年の映画「長く暑い夏」で再び共演し、ハリウッドの「ゴールデン・カップル」といわれたが当時ポールはジャッキー・ウィットと結婚していた。58年、ポールはウィットと離婚。ジョアンと翌年結婚した。2人は3人の娘をもうけ、08年にポールが亡くなるまで結婚生活を送った。