オリビア・ハッセーさん死去　73歳　「ロミオとジュリエット」など　布施明と結婚・離婚

映画「ロミオとジュリエット」（1968年）などで知られる女優オリビア・ハッセーさんが27日に死去した。73歳だった。28日（現地時間）、ハーッセーさんのインスタグラムで関係者が発表した。

インスタグラムでは「オリヴィア・ハッセー・アイズレーが12月27日に愛する人たちに囲まれて自宅で安らかに逝去したことを、深い悲しみとともにお知らせします。オリビアは素晴らしい人物で、その温かさ、知恵、純粋な優しさは彼女を知るすべての人の人生に影響を与えました」と報告した。

そして、オリビアは情熱、愛、芸術、精神性、動物への優しさにあふれた人生を送りました。 オリビアは愛する家族、子供たちのアレックス、マックス、インディア、35年間連れ添った夫のデイビッド・グレン・アイズレー、孫のグレイソン、そして私たちの心の中で永遠に大切にされる愛の遺産を残して去りました」と伝えた。
「この計り知れない喪失を悼むとともに、私たちはオリビアが私たちの人生と業界に与えた永続的な影響を称えます。 この困難な時期にいただいた思いと祈りに感謝するとともに、本当に特別な魂の喪失を悼むとともにプライバシーを尊重していただきたいと思います」としている。

オリビアさんは、1951年4月17日、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。 父親はアルゼンチンの有名な単語歌手オズヴァルド・リボ（1927～2015）。2歳のときに両親が離婚し、8歳のときに母の母国イギリスに移住ドラマ・スウ―ルで学びロンドンの舞台に立っていたところをフランコ・ゼフィレッリ関東に見いだされて、1968年、シェイクスピア原作の映画「ロミオとジュリエット」に出演してアイドル的な人気女優に。「暗闇にベルが鳴る」（74）、「ナイル殺人事件」（78）、「マザー・テレサ」（03）など数多くの映画で活躍。1980年、角川映画「復活の日」に出演した。