ジョン・F・ケネディ・Jrがドラマシリーズで蘇る FX「ラブストーリー」

(2025年6月14日11:00)

ジョン・F・ケネディ・Jrがドラマシリーズで蘇る FX「ラブストーリー」
ケネディ・Jr役のポール・ケリー㊧と、妻キャロリン・ベセット役のサラ・ピジョン(Instagram/@Ryan Murphy Productions) 
ジョン・F・ケネディ・Jrがドラマシリーズで蘇る FX「ラブストーリー」

ジョン・F・ケネディ元米大統領とジャクリーン夫人の長男で、1999年に飛行機事故で38歳の若さで急逝したジョン・F・ケネディ・Jrの実録ドラマ「ラブストーリー」(原題:Love Story)が、米FXのシリーズでドラマシリーズ化されることが発表された。

「glee/グリー」、「アメリカン・ホラー・ストーリー」などのテレビドラマを手掛けた監督でプロデュサーのライアン・マーフィーが13日(現地時間)、インスタグラムにケネディ・Jr役のポール・ケリーと、妻でJrとともに事故死したキャロリン・ベセット=ケネディ(33歳没)を演じるサラ・ピジョンのカメラテストの写真や動画を公開した。

「初公開!」とした上で「『LOVE STORY』の カメラテストの画像です。 私たちは今週ニューヨーク市で撮影を開始し、2026年のバレンタインデーの週にアメリカのプリンス、JFK Jr.とファッションアイコンのキャロリン・ベセットのロマンチックで悲劇的なラブストーリーを見るまで待ちきれません」と報告した。
そして「キャロリン役のサラ・ピジョン、ジョンF役のポール・ケリーを紹介できて感激しています。 それぞれの役に千人以上の俳優がオーディションを受け、私たちは絶対に完璧な選択を見つけました。サラとポール、おめでとう!」とつづった。

ジョン・F・ケネディ・Jrがドラマシリーズで蘇る FX「ラブストーリー」
ケネディ・Jr㊨と、妻キャロリン・ベセット(Instagram/@john_kennedy_jr_) 

1999年7月16日、ケネディ・JRが操縦する小型飛行機がマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード付近の海に墜落し、Jr夫妻と同乗していた姉ローレン・ベセットが死亡した。ケネディ・Jrの従妹の結婚式に出席するために自ら操縦して飛行中の悲劇だった。1963年、3歳の時にケネディ大統領が暗殺されたケネディ・Jrは弁護士として活躍し高級紙「ジョージ」を創刊し、1988年委は米誌「People」が選ぶ「世界で最もセクシーな男」の一人に選出された。女優のダリル。ハンナ、マドンナなどとの交際でメディアをにぎわせ、政界進出も取りざたされていたJrの急逝は当時センセーショナルに報じられた。「陰謀説」も浮上したが、そうした証拠は発見されず操縦経験が浅いことなどによる機体制御不能になったための事故死と結論付けられた。 そうしたケネディ・Jrの華麗短い生涯や事故士などについて描かれるとみられる。

米TMZによると、その他のキャストとしては、ナオミ・ワッツが母親のジャクリーンを演じ、メリル・ストリープの娘、グレース・ガマーが ケネディ・Jrの姉、キャロライン・ケネディを演じ、アレッサンドロ・ニヴォラがデザイナーのカルバン・クラインを演じる。エミー賞などテレビドラマの賞を総なめにした真田広之プロヂュース・主演「SHOGUN 将軍」(24)に続く米FXの大作ドラマシリーズとして注目される。