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映画
米俳優ロバート・デュヴァルさん死去 「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」「テンダー・マーシー」
(2026年2月18日20:30)

(Instaguram/@rb1du)
「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」、アカデミー賞主演男優賞を受賞した「テンダー・マーシー」などで知られる米俳優ロバート・デュヴァルさんが15日(現地時間)、米バージニア州の自宅で死去した。95歳だった。
米PageSixによると、妻のルシアナ・デュヴァルさんは16日、フェイスブックで「昨日、私たちは最愛の夫、大切な友人、そして現代を代表する偉大な俳優の一人に別れを告げました。愛と慰めに包まれ、自宅で安らかに息を引き取りました」と報告した。
そして「世界にとって、彼はアカデミー賞受賞俳優であり、監督であり、ストーリーテラーでした。私にとって、彼はまさに全てでした。彼の仕事への情熱は、登場人物への深い愛情があり、観客を魅了するものでした」と伝え、「役柄と、それらが体現する人間の精神の真実にすべてを捧げた」と述べた。「そうすることで、彼は私たち皆に永遠に忘れられないものを残してくれました。ボブを長年支えてくださったこと、そして彼が残してくれた思い出を称えるために、私たちに時間とプライバシーを与えてくださったことに感謝します」と締めくくった。
追悼メッセージには、バージニア州の牧場で馬と2匹の犬と一緒にポーズをとる夫婦の写真が添えられた。

ロバート・デュヴァルさんは1931年1月5日生まれ。米カリフォルニア州サンディエゴ出身。1962年、「アラバマ物語」で映画デビュー。1972年、フランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」でマーロン・ブランド演じるマフィアのドンが率いるコルレオーネ・ファミリーの顧問弁護士トム・ヘイゲンを演じてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。冷静沈着なマフィアの相談役で存在感を発揮し、同シリーズに欠かせないキャラクターで人気を得た。
1979年には同監督の「地獄の黙示録」で、ナパーム弾の匂いを愛し、戦闘ヘリで「ワルキューレの騎行」を流しながらべトコン(南ベトナム解放戦線)の拠点を攻撃し、その傍ら兵士にサーフィンをやらせるというベトナム戦争の狂気を体現するキルゴア中佐を怪演して鮮烈な印象を残した。同作でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞し、再びアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
ゴールデングローブ賞は4度受賞し、アカデミー賞には7度ノミネートされ、1983年に「テンダー・マーシー」(ブルース・ベレスフォード監督)で、酒浸りの落ちぶれたカントリー歌手マックを演じ、歌唱も披露してアカデミー賞主演男優賞を受賞した。2015年、ロバート・ダウニー・Jrと親子役で共演した「ジャッジ裁かれる判事」で史上最高齢の85歳でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
私生活では4度結婚し、2005年に41歳年下のアルゼンチン女優ルシアナ・ペトラザと4度目の結婚をして話題を呼んだ。