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映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」 感染爆発で廃墟と化した韓国が舞台の壮絶”韓流ゾンビ映画“

(2021年1月6日13:30)

映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」 感染爆発で廃墟と化した韓国が舞台の壮絶”韓流ゾンビ映画“
「新感染半島 ファイナル・ステージ」(TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)

人間を凶暴化させる謎のウイルスが韓国各地で発生して、感染者が紛れ込んだ高速鉄道の車内のパニックを描いて大ヒットした「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016年)に続く韓流ゾンビ映画の第2弾。前作から4年後、感染爆発でゾンビが増殖して廃墟と化した韓国を舞台に、主人公らがゾンビや民兵と死闘を繰り広げる。「華麗なるリベンジ」、「MASTER/マスター」のカン・ドンウォン、「バトル・オーシャン/海上決戦」などのヒット作で知られるイ・ジョンヒョン、若手女優イ・レなどのキャストで、前作に続いてヨン・サンホ監督がメガホンをとったノンストップ・サバイバル・アクション。先週末の観客動員数(興行通信社調べ)ランキングで初登場7位のヒットになった。

■ストーリー

人間を狂暴化させる謎のウイルス韓国各地で発生して韓国を崩壊させてから4年後、香港に逃げていた元軍人のジョンソク(カン・ドン・ウォン)は、大金を積んだトラックを見つけて帰還する危険な仕事を引き受けチームを組んで韓国に乗り込むが、狂暴化して増殖したゾンビの集団に襲われ仲間を失い自身も危機に陥る。そうしたなか突然現れたスーパーテクを駆使して車を激走させゾンビを蹴散らす少女ジュニ(イ・レ)に救われる。少女は妹、母親ミンジョン(イ・ジョンヒョン)、祖父と現地で生存していた。ジョンソクは任務を成功させ香港に脱出するために、ジュニ一家と協力して行く手に立ちはだかるゾンビの大群や狂気の民兵集団と死闘を繰り広げる。

■見どころ

廃墟となった韓国の市街やジョンソクらに襲い掛かる狂暴化したゾンビの大群は何とも不気味だ。噛まれれば感染してゾンビになるだけにジョンソクとミンジョンはマシンガンを乱射して死闘を繰り広げるが、さらには現地で地獄を楽しむ狂気の民兵集団631部隊との戦いもあり、はたして無事に半島から脱出できるのかスリリングな展開が最後まで続く。驚異のドライブテクニックを駆使して廃墟の街を激走し、ゾンビの群れや民兵集団の追跡を蹴散らす少女ジュニのカーチェイスシーンも見ものだ。マシンガンを乱射して戦う母親役のイ・ジョンヒョンも存在感を見せている。(2021年1月1日公開)