「ザ・デイープ・ハウス」YouTuberが湖底の屋敷で恐怖体験する“水中ホラー”

(2022年9月2日20:30)

「ザ・デイープ・ハウス」YouTuberが湖底の屋敷で恐怖体験する“水中ホラー”
「ザ・デイープ・ハウス」(©2020-RADAR FILMS–LOGICAL PICTURES–APOLLO FILMS–5656 FILMS. All Rights Reserved.)(9月16日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開)(配給:インターフィルム)

動画の登録者アップを狙い湖に沈んだ屋敷の撮影に挑んだYouTuberの若い2人の男女が湖底に沈む屋敷で恐怖の体験をする水中ホラー。沈められた屋敷で想像を絶する恐怖が展開する。監督は、スプラッター・サスペンス「屋敷女」(2007年)、米ホラー映画「レザーフェイス-悪魔のいけにえ」(2017年)で共同監督を務めたジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロ。製作総指揮は、2023年公開予定の「ワイルド・スピード」シリーズ10作目の最新作「ファストX」の監督に抜擢されたルイ・レテリエ。
YouTuberの2人に、「アウトポスト」(2020年)などに出演しているミック・ジャガーの息子で俳優のジェームズ・ジャガーとトップモデルで女優のカミーユ・ロウ。ほかにエリック・サヴァン、アレクシス・セルヴァース、アン・クレサン、キャロライナ・マッシーなどのキャスト。
2021/フランス・ベルギー/英語・仏語/85分/スコープサイズ/原題:THE DEEP HOUSE /配給:インターフィルム。

「ザ・デイープ・ハウス」YouTuberが湖底の屋敷で恐怖体験する“水中ホラー”
「ザ・デイープ・ハウス」(©2020-RADAR FILMS–LOGICAL PICTURES–APOLLO FILMS–5656 FILMS. All Rights Reserved.)

■ストーリー

世界各地の廃墟などをアップし登録者数を増やしているYouTuberカップルのティナ(カミーユ・ロウ)とベン(ジェームズ・ジャガー)は、ある湖に沈められたいわくつきの屋敷を撮影するためにフランスの郊外にやって来た。湖畔で知り合ったピエール(エリック・サヴァン)から場所を案内してもらい水面下に潜ると不気味な屋敷が彼らを待っていた。屋敷内を探索、撮影していると不思議な現象や幻影が次々と襲って来る。危険な雰囲気を察知し酸素量も少なくなり屋敷から出ようとするが、いつの間にか出口が塞がれていた。パニックとなる彼らに想像を絶する恐怖が待ち受ける。

「ザ・デイープ・ハウス」YouTuberが湖底の屋敷で恐怖体験する“水中ホラー”
「ザ・デイープ・ハウス」(©2020-RADAR FILMS–LOGICAL PICTURES–APOLLO FILMS–5656 FILMS. All Rights Reserved.)



■見どころ

その怖さは、米国のホラー映画制作会社の名門ブラムハウス・プロダクションズも認めているという。水中にセットを組んで撮影されたリアルな描写が恐怖を盛り上げる。本編の約70%は水中でのシーンで、屋敷に潜入した2人のまえに、十字架に括り付けられた像や、ベン王城に忍び寄る謎の幻影、傷だらけの足を見てベッドの下に身を隠して息をひそめるティナ、さらには鎖でつるされた人形の形をした物体など、次々に出現する。2人が水中の屋敷で恐怖に襲われる“水中ホラー・シーン”は水中だけに閉塞感も相まって、文字通り息詰まる展開が続く。 (9月16日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開)

■「ザ・ディープ・ハウス」公開記念トークショー

9月17日(土)に新宿シネマカリテにてスペシャルトークショーが開催される。“恐怖の仕掛け人”として、日本のNo.1のお化け屋敷プロデューサー、五味弘文氏が登壇して同作について語る。日時:9月17日(土)19:30の回(上映前トークショー19:30開始)場所:新宿シネマカリテ ゲスト:五味弘文(お化け屋敷プロデューサー) 聞き手:中西舞(フィルムメーカー・映画キュレーター)