「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」米週末興収初登場1位 全世界興収459億円を記録

(2022年11月14日17:00)

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」米週末興収初登場1位 全世界興収459億円を記録
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」(公式サイトから)

11日に公開された「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」が先週末に全世界で3億3,000万ドル(約459億8550万円)を記録する大ヒットスタートとなった。米国では週末の興行収入で初登場1位となった。

米「DEADLINE」によると、11日に日米を含む世界で公開された「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」は、米国では4396スクリーンで公開され、週末の3日間の興行収入が1億8000万ドル(約250億8300万円)を記録し、前週1位の「ブラックアダム」を抜いて初登場1位となった。海外(米国以外)の興収は1億5000万ドル(約298億250万円)で、全世界のトータルで3億3000万ドル(約459億円)の興行収入を記録した。

週末の興収3億3000万ドルは、コロナのパンデミック時代のハリウッド作品の中で3番目で、2022年の世界オープニング興収で2番目のヒットだという。1作目の「ブラックパンサー」(2018年)との対比では95%で、今年7月に公開された「ソー:ラブ&サンダー」の92%だという。

海外興収(米国以外)1億5000万ドルは、パンデミック時代のハリウッド映画で5番目の記録で、そのうち4本がMCU(マーベリック・シネマティック・ユニバース)作品。また、MCUの歴代オープニング週末興行収入としては12位だという。

韓国は890万ドル(約12億4000万円)でオープニング4位、日本では、週末の観客動員数(興行通信社調べ)でアニメ映画「すずめの戸締り」が1位で、それに次ぐ2位のヒットとなった。

ナイジェリアでは史上最高のオープニング週末興収を記録したという。現在までの海外市場興収トップ5は、英国(1500万ドル)、フランス(1370万ドル)、メキシコ(1280万ドル)、韓国(890万ドル)、ブラジル(710万ドル)だという。

その他の作品では、10月21日に公開されたドウェイン・ジョンソン主演の「ブラックアダム」が先週末の興収が2位で、13日までの世界累計は3億5220万ドル(約490億円)を記録した。日本は12月2日公開。3位は「チケット・トゥ・パラダイス」だった。