ゴールデングローブ賞主演女優賞ケイト・ブランシェットの「TAR/ター」5月日本公開決定

(2023年1月13日12:45)

2ゴールデングローブ賞主演女優賞ケイト・ブランシェットの「TAR/ター」5月日本公開決定
「TAR/ター」(© 2022 FOCUS FEATURES LLC. )

第80回ゴールデングローブ賞(現地時間10日授賞式)で主演女優賞(ドラマ部門)を受賞したケイト・ブランシェット(53)主演の映画「TAR/ター」が5月に日本で公開されることが決まった。同作はニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞とブランシェットの主演女優賞を受賞したのをはじめ数多くの映画賞で受賞、ノミネートされており、24日(現地時間)に発表される第95回アカデミー賞候補にも作品賞、主演女優賞などにノミネートされることが予想されている。

「アビエイター」(2004年)で助演女優賞、「ブルージャスミン」(2013年)で主演女優賞と2 度アカデミー賞を受賞しているブランシェットは本作で4 度⽬のゴール デングローブ賞を受賞。賞レースを⼀歩リードした圧巻の演技を見せていると注目されている。

監督と脚本を⼿掛けたのは 「イン・ザ・ベッドルーム」(2001年)、「リトル・チルドレン」(2006年)でアカデミー賞脚⾊賞に連続ノミネートされたトッド・フィールドで、16 年ぶりの新作になる。「唯⼀無⼆のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と監督が語る本作は、ヴェネチア国際映画祭の主演⼥優賞受賞 を⽪切りに数々の賞を受賞。11日(日本時間)現在37 受賞 163 ノミネートを記録。アカデミー賞最有⼒と注⽬されている。
アメリカ/2022年/原題:TÁR/配給:ギャガ

【STORY】ドイツの有名オーケストラで、⼥性としてはじめて⾸席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能⼒と、たぐいまれなプロデュース⼒で、⾃⾝を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な⾃尊⼼、仕掛けられた陰謀により、彼⼥の ⼼の闇は少しずつ広がっていくー。