インドネシアで640万人動員の大ヒットホラー「呪餐 悪魔の奴隷」の特報映像公開

(2023年1月5日12:15)

インドネシアで640万人動員の大ヒットホラー「呪餐 悪魔の奴隷」の特報映像公開
「呪餐 悪魔の奴隷」のポスター

インドネシアで観客動員640万人を突破し、歴代興行収入第3位を記録。インドネシアアカデミー賞7部門ノミネートを始め、世界各国の国際映画祭で物議を醸した大ヒットホラー「呪餐 悪魔の奴隷」(2月17日(金)より全国ロードショー)のポスタービジュアルと特報映像が解禁になった。

同作は、1980年代にイスラム教圏で最も恐いホラー映画といわれたインドネシア映画「夜霧のジョギジョギモンスター」のリメイク「悪魔の奴隷」(2018年)の4年後を舞台にしたもので、主人公のリニ一家を再び襲う恐怖を描いている。東南アジアで初のIMAX撮影され、釜山国際映画祭をはじめ各国の映画祭に出品されて注目された。

このほど解禁されたポスターは、不気味な雰囲気が漂い、血だらけの布にくるまれ、土下座をしたまま縛られ、生きているのか死んでいるのか定かではない人間たちが並べられ、「おぞましき狂気の儀式が始まる」とのキャッチコピーが目を引く。
同時に公開された特報映像では、嵐で孤立し、遺体がそこら中に転がり、まさに巨大な墓石と化したアパートで開かれるおぞましい儀式の一端が映し出される。

【STORY】母と祖母を立て続けに亡くし、末弟のイアンも行方不明になったリニ。それまで住んでいた一軒家を後にし、父親とふたりの弟と共にジャカルタ北部の高層アパートに4年前に越して来た。一方、数年に渡り2000人が犠牲となっている前代未聞の連続殺人事件が世間を賑わせていた。そして、慎ましく暮らしていたリニたちの周囲を、度重なる不幸が襲い始める。アパートのエレベーターが落下し、多くの住人が命を落とし、父親も重傷を負う。さらに、死者の埋葬もままならないまま、局地的な大嵐が襲い下層階が浸水。停電も併発し完全に孤立してしまう。リニたち住人は、暗闇を纏った寒々しいアパートで、多数の遺体と一夜を過ごさなければならなかった―。