「エリック・クラプトン アクロス 24 ナイツ」 デビュー60周年記念 公開決定

(2023年4月14日17:00)

「エリック・クラプトン アクロス 24 ナイツ」 デビュー60周年記念 公開決定
「エリック・クラプトン アクロス 24 ナイツ」メインビジュアル

15日から日本武道館で来日公演を行うエリック・クラプトン(78)の伝説のライブを記録した「エリック・クラプトン アクロス 24 ナイツ」が、デビュー60 周年を記念して6 月 9 日からヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開される。1990 年~91 年にロイヤル・アルバート・ホールで行った公演をまとめた作品で、 公開決定に加えてメインビジュアルも解禁となった。

史上最高のギタリストとも称されるクラプトンは、本拠地とするロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、1990 年 1 月 18 日から 2 月 10 日まで 18 回のライヴ・シリーズを行った。4 人編成からホーンセクションの入った 13 人編成、オーケストラとの共演 まで、日ごと様々な趣向が繰り広げられる記念碑的なものとなった。さらに翌 91 年の 2 月 5 日からスタートした同会場での公演では、4 人編成、ホーン無しの 9 人編成に、クラプトンが敬愛するアルバート・コリンズやバディ・ガイらをゲストに招いたブルース・ナイト、そしてマイケル・ケイメン指揮のロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラを配した夜という、3 月 9 日のフィナーレまで 24 回もの記録的な連続公演を成功させた。
全 42 回の公演の多くはフィルムで記録されていたが、30 数年を経た今ベストパフォーマンスを選び抜いて編集し、4K で制作された。

収録された楽曲は、バラエティに富んだ全 17 曲。そのうち、「いとしのレイラ」をモチーフにしたオーケストラによるプロローグを含めると、 13 曲がこれまで公開されていなかったものだという。30数年にわたって世界中のファンが待ち望んでいた未発表音源、映像が、至上の音響と 4K 映像でよみがえる。

監督は、「エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ」、レディオヘッド「イン・レインボウ」、ビヨーク「at ロイヤル・オペラ・ハウス」、ペット・ショップ・ボーイズ「インナー・サンクタム」、アリス・クーパー「ブルタリー・ライブ」など数多くの名作ライヴ映像を手がけてきたデヴィッド・バーナード。2022 年には宇多田ヒカルの「 Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios 」も監督している。イギリス本国では 5 月公開予定。以降、全世界で順次上映される。
日本では 6 月 9 日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺で、6 月 16 日(金)から角川シネマ有楽町 他にて全国順次公開される。

出演:エリック・クラプトン、マイケル・ケイメン、フィル・コリンズ、アルバート・コリンズ、バディ・ガイ他
監督:デヴィッド・バーナード/原題:Eric Clapton - Across 24 Nights
2023 年/115 分/1.83:1/イギリス/字幕(歌詞全訳):小泉真祐 配給:オンリー・ハーツ/©2023 Bushbranch Studios Ltd

■楽曲リスト

1 前奏
2 Crossroads クロスロード
3 I Shot The Sheriff アイ・ショット・ザ・シェリフ
4 White Room ホワイト・ルーム
5 Knocking on Heaven’s Door 天国への扉
6 Lay Down Sally レイ・ダウン・サリー
7 All Your Love オール・ユア・ラヴ
8 Black Cat Bone ブラック・キャット・ボーン
9 My Time After A While マイ・タイム・アフター・ア・ホワイル
10 Edge of Darkness エッジ・オブ・ダークネス
11 Holy Mother ホリー・マザー
12 Tearing Us Apart ティアリング・アス・アパート
13 Cocaine コカイン
14 Wonderful Tonight ワンダフル・トゥナイト
15 A Remark You made ア・リマーク・ユー・メイド
16 Layla いとしのレイラ
17 Sunshine of Your Love サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ