ティモシー・シャラメ、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は 「”皮肉な金目当て”ではないかと心配した」

(2023年10月15日11:15)

ティモシー・シャラメ、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は 「”皮肉な金目当て”ではないかと心配した」
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(日本版公式サイトから)

ティモシー・シャラメ(27)は、映画界でリブート作品が相次ぐなか、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(12月8日公開)も当初はハリウッドによる「 "皮肉な金目当て "ではないかと心配した」が杞憂に終わったことを明かした。

米Page Sixによると、シャラメは4日(現地時間)、「多くの人がそうであるように、リメイクがあると、オリジナルのキャラクターや自分が好きなバージョンをとても大切に思うものです」と語った。「これが正当で価値のある物語なのか、それとも皮肉な金目当てなのか、疑心暗鬼で眉をひそめることになる」とGameRadar+に語ったという。

しかし、ロアルド・ダールの愛すべき物語の生まれ変わりであることはすぐにわかったという。同作はダールの児童小説をジョニー・デップ主演で映画化した「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)の前日譚で、デップが演じた発明の天才でチョコレートの魔術師ウィリー・ウォンカをシャラメが演じた。

「この若いウィリーは、前2作で描かれたようなクレイジーで、皮肉屋で、色あせた、頭でっかちな人物ではなく、とても希望に満ちていて、若く、野心的で、嫌なことには答えず、もしかしたら少し世間知らずかもしれない。それはとても上手いと思う」とシャラメ。

最初にウォンカを演じたのは1971年に公開された「夢のチョコレート工場」のジーン・ワイルダー。2005年にリメイクされた「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップが2代目でシャラメは3代目になる。

監督のポール・キングによれば、「『君の名前で僕を呼んで』のスターを起用するのは当然のことで、オーディションなしでシャラメに役をオファーした。私の中では、彼にしかできなかった」と語った。