映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」主演ポール・ダノのインタビュー映像解禁

(2024年1月15日13:00)

映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」主演ポール・ダノのインタビュー映像解禁
「ダム・マネー ウォール街を狙え!」のポール・ダノ

映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」(2月2日公開)の主演を務めたポール・ダノが作品の魅力を語ったインタビュー映像が解禁となった。

本作は2021年初頭にアメリカでネット掲示板に集った個人投資家たちが、倒産間近と囁かれていたゲームストップ社の株を買いまくり、同社を空売りしていたヘッジファンドに大損害を与えた痛快な反乱劇を描いた実録エンターテインメント。

ポール・ダノが演じたキース・ギルは普段は妻子あるごく普通の男性だが、動画のライブ配信ではトレードマークの赤いハチマキに猫のTシャツをまとった“ローリング・キティ”に変身。ゲームストップ株に深い愛着を抱くキースは、見た目の珍妙さとは裏腹に同社の見逃されている価値を真摯に訴え続け、それはやがて全米を揺るがす大騒動となった。

ダノは本作について「キティが動画配信を始めたのは社会現象を起こすためなんかじゃない。コロナ禍で沈み込んだ自分に光を与えるためだった。実際に彼の動画は喜びに満ちてる」と語り、「だから多くの人が彼に反応した」と分析。
実際にダノも「時間をかけてローリング・キティの動画を研究した。あの動画で彼に一目惚れしたんだ。この人物をもっと知りたいと思った」と当時を振り返った。

キース・ギルについては「キースは勇敢だったし公聴会でも誠実だった。他の人たちとの違いは一目瞭然だ。隠し事をしない彼だから人々はから支持を得たんだ。他の人たちは公聴会で答えをはぐらかしてばかりだった。彼は証言台の前でも常に誠実だった」と後に大騒動を重く見たアメリカ議会の下院金融委員会に召喚されたオンライン公聴会のキースの姿に思いをめぐらせた。

ディズニー実写映画『クルエラ』など手掛けたクレイグ・ギレスピー監督とは本作で初タッグとなったダノ。
「クレイグとは接点が少ないから、連絡が来た時はうれしかった。主演を任されたのも光栄だった」と話し、「監督と脚本家たちのすばらしい仕事によって短時間でここまでの仕上がりになった。どの登場人物もすばらしく最高の映画だ」と監督の手腕を絶賛。

最後にダノはファンに向けて「劇場で見るべき作品だ。すごく楽しい時間が過ごせるし 笑えるから。誰かと分かち合えばもっと楽しい。それに これは誰が観ても楽しめる映画だと思う。映画館に足を運んだら後悔させない自信があるよ」とメッセージを寄せた。
映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』は2月2日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー。

【STORY】
コロナ禍まっただ中の2020年。米マサチューセッツ州の平凡な会社員キース・ギル(ポール・ダノ)は、全財産の5万ドルをゲームストップ株につぎ込んでいた。アメリカ各地の実店舗でゲームソフトを販売するゲームストップ社は業績が低迷し、倒産間近のボロ株と見なされていたが、キースは赤いハチマキを巻き、ネコのTシャツ姿の“ローリング・キティ”という別名義で動画を配信し、この株が著しく過小評価されているとネット掲示板の住民に訴える。
すると、キースの主張に共感した大勢の個人投資家がゲームストップ株を買い始め、2021年初頭に株価はまさかの大暴騰。同社を空売りしてひと儲けをもくろんで いた金融業界の大富豪たちは巨額の損失を被った。
やがてSNSに集った無力な一般市民が、この世の富を独占するウォール街のエリートに反旗を翻したこのニュースは、連日メディアをにぎわせ、全米を揺るがす社会現象に発展。しかし一躍、時の人になったキースの行く手には、想像を絶する事態が待ち受けていた…。

【クレジット】
監督:クレイグ・ギレスピー(『クルエラ』『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』)
原作:ベン・メズリック(The Antisocial Network/「ソーシャル・ネットワーク」原作者)
脚本:ローレン・シューカー・ブラム&レベッカ・アンジェロ
出演:ポール・ダノ ピート・デヴィッドソン ヴィンセント・ドノフリオ アメリカ・フェレ―ラ ニック・オファーマン アンソニー・ラモス セバスチャン・スタ ン シャイリーン・ウッドリー and セス・ローゲン
2023/アメリカ/英語/105分/カラー/5.1ch/ドルビーデジタル/スコープ/原題:DUMB MONEY】  字幕翻訳:橋本裕充
© 2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ 公式サイト:dumbmoney.jp / X:@DumbmoneyJP