北米週末興行 「デッドプール&ウルヴァリン」 2週連続1位 2位にM・ナイト・シャラマン監督の「トラップ」

(2024年8月4日10:0)

北米週末興行 「デッドプール&ウルヴァリン」2週連続1位 2位にM・ナイト・シャラマン監督の「トラップ」
「デッドプール&ウルヴァリン」(日本版公式サイトから)

北米週末興行は2日(現地時間)、デッドプールとウルヴァリンが共闘するアクション・ヒーロー映画「デッドプール&ウルヴァリン」が興収2830万ドルを記録して2週連続で1位となった。2位はM・ナイト・シャラマン監督の最新スリラー「トラップ」だった。

1位「デッドプール&ウルヴァリン」
米興行サイトBox Office Mojoによると、7月26日に北米で公開された「デッドプール&ウルヴァリン」(原題:Deadpool&Wolverine)は2日(現地時間)の興収2830万ドル(約41億4850万円)を記録して2週連続でトップだった。
公開8日間の累計北米興収は3億2687万ドル(約479億円)の大ヒットとなっている。日本は7月24日より公開中。
同作は、ライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズ3作目で、デッドプールはヒーロー活動を引退して静かな生活を送っていたが、TVA(マーベル・コミックに登場する架空の組織)に連行されて新たな任務を与えられ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンととともに闘うという内容。

北米週末興行 「デッドプール&ウルヴァリン」2週連続1位 2位にM・ナイト・シャラマン監督の「トラップ」
「トラップ」(米国版版ポスタービジュアル)

2位「トラップ」
初登場の「トラップ」(原題:Trap)が2位で、興収670万ドル(約9億8215万円)だった。
同作は、「シックス・センス」(99)、「ミスター・ガラス」(21)、「オールド」(21)、「ノック 終末の訪問者」(23)などのM・ナイト・シャラマン監督最新作のスリラー。父親と10代の娘がポップ歌手のコンサートに参加し、そこで自分たちがダークで邪悪な出来事の中心にいることに気づくという内容。父親役にジョシュ・ハートネット、娘役にアリエル・ドノヒュー、ポップ歌手役をシャラマン監督の娘でシンガー・ソングライターのサレカ・シャラマンが演じている。

3位「ツイスターズ」
前週2位の「ツイスターズ」が3位で、興収650万ドル(約9億5284万円)だった。 同作は、「ジェラシック・ワールド」の製作陣によるアクション・アドベンチャー。米オクラホマ州で巨大な竜巻「ツイスターズ」が多発し、気象学の天才や、竜巻インフルエンサーなどの寄せ集めのチームが人類の英知をかけて最強モンスターの竜巻に戦いを挑むという内容。日本は8月1日から公開中。

4位「怪盗グルーのミニオン超変身」
「怪盗グルーのミニオン超変身」が4位で332万ドル(約4億9000万円)の興収だった。同作は、主人公グルーとミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズの4作目で、スピンオフシリーズを含めると6作目。「怪盗グルーのミニオン大脱走」(2917年)の続編となる。妻ルーシーと3姉妹、誕生した息子と賑やかに暮らしていたグルーに、高校の同窓生で因縁の宿敵マキシムから脅迫状が届き、ファミリーを守るために選ばれしミニオンがメガミニオンに変身する。北米は7月3日公開で、日本は7月19日から上映中。

5位「Harold and the Purple Crayon」
5位は初登場の「Harold and the Purple Crayon」。興収242万5000ドル(約3億5548万円)だった。
同作は、1955年のクロケット・ジョンソンの児童文学が原作。主人公のハロルドは好奇心の旺盛な4歳の少年で、魔法のクレヨンを使って、絵を描くだけで自分の世界を作り出すことができるが、やがて現実の生活について学ぶべきことがたくさんあることに気づくというファンタジー・コメディ。監督はカルロス・サルダーニャ。主演はザッカリー・リーヴァイで、リル・リル・ハワリー、ジェメイン・クレメント、ターニャ・レイノルズ、ズーイー・デシャネルらが脇を固める。