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映画
北米週末興行 ブレイク・ライヴリー主演「It Ends With Us」初登場1位
(2024年8月11日10:00)
北米週末興行は9日(現地時間)、ブレイク・ライヴリー主演の「It Ends With Us」(原題)が2400万ドルの興行収入を記録して初登場1位となった。
1位「It Ends With Us」
米興行サイトBox Office Mojoによると、9日に北米で公開された「It Ends With Us」は同日の興収が2400万ドル(約35億1816万円で1位だった。
コリーン・フーバーのロマンス小説が原作で、主人公のリリーは、子供時代に父親が母親を虐待しているのを見てトラウマを抱えていた。神経外科医のライルと交際するようになるが、ライルに両親の関係を思い出させる暴力的な側面を目にし始める。そうした中、リリーは初恋のアトラスと再会し、2人の間で揺れ動くというストーリー。リリーをライヴリー、ジャスティン・バルドーニが監督し俳優として共演している。
プレミア試写会にライヴリーの夫のライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの「デッドプール&ウルヴァリン」コンビが登場して話題を呼んだ。
2位「デッドプール&ウルヴァリン」
2位は前週1位の「デッドプール&ウルヴァリン」の1568万1000ドル(約23億円)だった。同作は、ライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズ3作目で、デッドプールはヒーロー活動を引退して静かな生活を送っていたが、TVA(マーベル・コミックに登場する架空の組織)に連行されて新たな任務を与えられ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンととともに闘うという内容。
3位「ツイスターズ」
3位は前週2位の「ツイスターズ」で興収442万ドル(約6億4792万円)だった。
同作は、「ジェラシック・ワールド」の製作陣によるアクション・アドベンチャー。米オクラホマ州で巨大な竜巻「ツイスターズ」が多発し、気象学の天才や、竜巻インフルエンサーなどの寄せ集めのチームが人類の英知をかけて最強モンスターの竜巻に戦いを挑むという内容。日本は8月1日公開。
4位「ボーダーランズ」
4位は初登場の「ボーダーランズ」(原題:Borderlands)で興収400万ドル(約5億8636万円)だった。同作は、Gearbox Softwareが開発し2Kが発売した同名のビデオゲームシリーズ(英語版)をベースにしたSFアクションコメディ映画。想像を絶する力の鍵を握る行方不明の少女を救うという使命を負うはぐれ者の寄せ集めチームを描く。
イーライ・ロスが監督し、ケイト・ブランシェット、ケヴィン・ハート、ジャック・ブラック、ジェイミー・リー・カーティスらが出演する。
5位「怪盗グルーのミニオン超変身」
5位は「怪盗グルーのミニオン超変身」で254万ドル(約3億7234万円)の興収だった。同作は、主人公グルーとミニオンたちの活躍を描く「怪盗グルー」シリーズの4作目で、スピンオフシリーズを含めると6作目。「怪盗グルーのミニオン大脱走」(2917年)の続編となる。妻ルーシーと3姉妹、誕生した息子と賑やかに暮らしていたグルーに、高校の同窓生で因縁の宿敵マキシムから脅迫状が届き、ファミリーを守るために選ばれしミニオンがメガミニオンに変身する。北米は7月3日公開で、日本は7月19日から上映中。