北米週末興行「エイリアン:ロムルス」 初登場1位 「エイリアン」のその後の物語

(2024年8月18日10:00)

北米週末興行「エイリアン:ロムルス」 初登場1位 「エイリアン」のその後の物語
「エイリアン:ロムルス」(日本版公式サイトから)

北米週末興行は16 日(現地時間)、初登場のSFスリラー「エイリアン:ロムルス」が興収1800万ドルを記録して1位となった。2位は「デッドプール&ウルヴァリン」だった。

1位「エイリアン:ロムルス」
米興行サイトBox Office Mojoによると、16日に北米で公開された「エイリアン:ロムルス」(原題 Alien: Romulus)は興収1800万ドル(約26億5662万円)でトップに立った。
同作は、「エイリアン」のその後の物語を描いたSFスリラー。人生の行き場を失った6人の若者たちが生きる希望を求めて宇宙ステーション「ロムルス」にやってくるが、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐のエイリアンに遭遇。広大な宇宙の密室で究極のサバイバルが繰り広げられる。
「エイリアン」(1979)のリドリー・スコット監督が製作に参加して、監督は「ドン・プリーズ」などのフェデ・アルバレス。ケイリー・スピ―二―、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードなどのキャスト。日本は9月6日公開。

2位「デッドプール&ウルヴァリン」
2位は前週と同じ「デッドプール&ウルヴァリン」の興収810万ドル(約11億9548万円)。
同作は、ライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズ3作目で、デッドプールはヒーロー活動を引退して静かな生活を送っていたが、TVA(マーベル・コミックに登場する架空の組織)に連行されて新たな任務を与えられ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンととともに闘うという内容。

3位「It Ends With Us」
3位は前週1位だったブレイク・ライヴリー主演の「It Ends With Us」で興収775万ドル(約11憶4382万円)だった。
コリーン・フーバーのロマンス小説が原作で、主人公のリリーは、子供時代に父親が母親を虐待しているのを見てトラウマを抱えていた。神経外科医のライルと交際するようになるが、ライルに両親の関係を思い出させる暴力的な側面を目にし始める。そうした中、リリーは初恋のアトラスと再会し、2人の間で揺れ動くというストーリー。リリーをライヴリー、ジャスティン・バルドーニが監督し俳優として共演している。

4位「ツイスターズ」
4位は「ツイスターズ」で興収275万ドル(約4億587万円)。「ジェラシック・ワールド」の製作陣によるアクション・アドベンチャー。米オクラホマ州で巨大な竜巻「ツイスターズ」が多発し、気象学の天才や、竜巻インフルエンサーなどの寄せ集めのチームが人類の英知をかけて最強モンスターの竜巻に戦いを挑むという内容。

5位「コララインとボタンの魔女」
5位は、アニメ映画「コララインとボタンの魔女」の興収269万6888ドル(約3億9803万円)だった。同作は2009年に公開された作品で15周年記念として再上映された。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督が手掛けるダークで幻想的なアニメーション。世界中で親しまれている同名のファンタジー小説の映画化で、パラレルワールドに迷い込むヒロインの冒険と成長を描いている。