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映画
北米週末興行「ビートルジュース ビートルジュース」初登場1位
(2024年9月8日10:30)
北米週末興行は9月6日(現地時間)、「ビートルジュース」(1988年)の36 年ぶりの続編となるホラー・コメディ映画「ビートルジュース ビートルジュース」が4150万ドルの興行収入を記録する大ヒットとなり初登場1位になった。2位は「デッドプール&ウルヴァリン」だった。
1位「ビートルジュース ビートルジュース」
米興行サイトBox Office Mojoによると、6日に公開された「ビートルジュース ビートルジュース」は同日の興収が4150万ドル(約59億420万円)を記録して2位以下を大きく引き離して初登場1位となった。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた。話題作。
2位「デッドプール&ウルヴァリン」
2井は「デッドプール&ウルヴァリン」で興収170万ドル(約2億4177万円)だった。
同作は、ライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズ3作目で、デッドプールはヒーロー活動を引退して静かな生活を送っていたが、TVA(マーベル・コミックに登場する架空の組織)に連行されて新たな任務を与えられ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンととともに闘うという内容。
同作は8月16日までに全世界で約1574億円の興収を記録し、R指定作品として歴代1位になる大ヒットとなった。これまでの1位は「ジョーカー」(2019年)の約1564億円だった。
3位「レーガン」
3位は、「レーガン」(原題:Reagan)で150万8740ドル(約2億1457万円)の興収だった。同作はハリウッドの俳優出身で第40代米大統領になった共和党のロナルド・レーガン(1911~2004)の伝記映画。幼少時代から大統領時代を描く。監督は「スペース・ミッション 宇宙への挑戦」(01)などの映画や「ビヨンド・ザ・ブレイク」(06)などのテレビシリーズのショーン・マクナマラ。レーガンをデニス・クエイドとデヴィッド・ヘンリー(青年期)が演じる。原作はポール・ケンゴールの「The Crusader:Ronald Reagan and the Fall of Communism」。
4位「It Ends With Us」
4位は前週と同じブレイク・ライヴリー主演の「It Ends With Us」で興収110万ドル(約1億5644万円)だった。
コリーン・フーバーのロマンス小説が原作で、主人公のリリーは、子供時代に父親が母親を虐待しているのを見てトラウマを抱えていた。神経外科医のライルと交際するようになるが、ライルに両親の関係を思い出させる暴力的な側面を目にし始める。そうした中、リリーは初恋のアトラスと再会し、2人の間で揺れ動くというストーリー。リリーをライヴリー、ジャスティン・バルドーニが監督し俳優として共演している。
5位「エイリアン:ロムルス」
5位は前週3位の「エイリアン:ロムルス」(原題 Alien: Romulus)の100万ドル(約1億4222万円)だった。
同作は、「エイリアン」のその後の物語を描いたSFスリラー。人生の行き場を失った6人の若者たちが生きる希望を求めて宇宙ステーション「ロムルス」にやってくるが、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐のエイリアンに遭遇。広大な宇宙の密室で究極のサバイバルが繰り広げられる。
「エイリアン」(1979)のリドリー・スコット監督が製作に参加して、監督は「ドン・プリーズ」などのフェデ・アルバレス。ケイリー・スピー二ー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードなどのキャスト。