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映画
北米週末興行「ビートルジュース ビートルジュース」2週連続1位
(2024年9月15日11:45)
北米週末興行は9月13日(現地時間)、「ビートルジュース」(1988年)の36 年ぶりの続編となるホラー・コメディ映画「ビートルジュース ビートルジュース」が1440万ドルの興行収入記録して2週連続1位になった。
1位「ビートルジュース ビートルジュース」
米興行サイトBox Office Mojoによると、6日に公開された「ビートルジュース ビートルジュース」は13日の興収が1440万ドル(約20億2780万円)を記録して2位以下を大きく引き離して前週に続いて1位となった。
同作は、ティム・バートン監督の「ビートルジュース」の続編で、ビートルジュース役のマイケル・キートンやウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが前作に引き卯月出演している。ブラッド・ピットがバートン監督らと製作に名を連ねている。
「チャーリーとチョコレート工場」など、ポップでダークな世界観で人気のバートン監督が、奇抜なキャラ満載の「死後の世界」を描く。第81回ベネチア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作。日本は9月27日公開。
2位「胸騒ぎ」
2位は、初登場の「胸騒ぎ」(英題:Speak No Evil)で、490万ドル(約6億900万円)の興収を記録した。同作は、2022年製作のデンマーク・オランダのホラー・スリラー映画。デンマークからイタリアに旅行に来ていた夫婦と娘の一家は、オランダから来た夫婦と息子の一家と意気投合する。数週間後にオランダの一家に誘われ、人里離れた彼らの家を訪問するうちに恐怖の体験をする。日本では5月に公開された。
3位「Am I Racist?」
3位は初登場の「Am I Racist?」(原題)で、興収196万ドル(約2億7600万円)を記録した。同作は、アリ男性が多様性、包括性について調査するため、秘密裏に社会的実験を行い不条理を暴露するというストーリー。監督はジャスティン・フォークで、マット・ウォルシュ、ロビン・ディアンジェロ、レジーナ・ジャクソンなどのキャスト。
4位「デッドプール&ウルヴァリン」
4位は「デッドプール&ウルヴァリン」で興収140万ドル(約1億9714万円)だった。
同作は、ライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」シリーズ3作目で、デッドプールはヒーロー活動を引退して静かな生活を送っていたが、TVA(マーベル・コミックに登場する架空の組織)に連行されて新たな任務を与えられ、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンととともに闘うという内容。
同作は8月16日までに全世界で約1574億円の興収を記録し、R指定作品として歴代1位になる大ヒットとなった。これまでの1位は「ジョーカー」(2019年)の約1564億円だった。
5位「The Killer’s Game」
5位は初登場の「The Killer’s Game」(原題)で、興収106万ドル(1億4926万円)だった。
同作はベテランの殺し屋ががんと診断され余命3か月と宣告され、苦しんで死なないよう暗殺の元締めに自らを暗殺のターゲットにすることを依頼する。だが、誤診だったことを知り、暗殺者たちと闘うというアクション・コメデイ。監督はJ・J・ペリーで、ディヴ・バウティスタ、ソフィア・ボーテラ、ベン・キングズレーなどのキャスト。