デミ・ムーア主演「The Substance」 第49回トロント国際映画祭で観客賞

(2024年9月16日10:15)

デミ・ムーア主演「The Substance」 第49回トロント国際映画祭で観客賞
「The Substance」のデミ・ムーア

デミ・ムーア主演の話題作「The Substance」(原題)が、現地時間9月5日から15日にかけて開催された第49回トロント国際映画祭で、ミッドナイト・マッドネス部門で、観客賞(ピープルズ・チョイス・ミッドナイト・マッドネス賞)を受賞。2025年5月に日本で公開されることが決定した。

本作は世界中のバイヤーが争奪戦を繰り広げた話題作で、トロント国際映画祭のジャンル映画部門のミッドナイト・マッドネスのオープニング作品として上映。北米プレミアとなった深夜の上映に駆け付けたすべての観客は文字通り狂喜乱舞したという。
「ゴースト/ニューヨークの幻」(90)、「G.I.ジェーン」(97)などのヒット作で知られるムーアは、圧倒的怪演で、狂気と呼べるほどの“美&若さ”への執着を演じてこれまでの経歴をすべて過去のものとして代表作を塗り替えたという。
共演は、若くして数々の受賞歴を誇るマーガレット・クアリー。弾けるような若さと美貌を輝かせ、ムーアに引けをとらない迫力で対峙する。
監督と脚本を手掛けたのは『REVENGEリベンジ』で注目を浴びたコラリー・ファルジャ。第77回カンヌ国際映画祭で行われたワールドプレミアでは最長13分間にわたるスタンディングオベーションを受け脚本賞を受賞した本作。それに続く快挙に、早くも「アカデミー賞有力」の声も上がり、本年度の賞レースを牽引し賑わせる事間違いなしの圧巻の衝撃作という。

【STORY】
元トップ人気女優エリザベスは、50歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療に手を出す。すると恐ろしいことが次々に起きる。

【クレジット】
監督・脚本:コラリー・ファルジャ『REVENGEリベンジ』
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
配給:ギャガ
(c)The Match Factory
2025年5月公開ほか全国順次ロードショー