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映画
第37回東京国際映画祭 予告編解禁 ガラ・セレクション部門全作品決定
(2024年9月20日12:45)
第37回東京国際映画祭(10月28日~11月6日)の予告編が完成して、20日より都内近郊の各劇場で上映が開始され、ガラ・セレクション部門のラインナップ発表された。
今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『十一人の賊軍』とクロージング作品の『マルチェロ・ミオ』 の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」 部門の全13 本の映像が含まれている。
また、今回の予告編には、九州在住の女子大学生で昨年テレビ番組で BTS メンバーJUNG KOOK の世界的な大ヒット曲“Seven”を熱唱し、大きな話題となった Hibiki による楽曲「Desire」が“第 37 回東京国際映画 祭フェスティバルソング”として使われている。今後のブレイクを予感させる Hibiki はウィメンズ・エンパワーメント部門の新設など女性への視線を強め、新たな才能の育成にも力を入れている東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから今回白羽の矢が立ったという。
Hibikiは「『Desire』は SNS 時代に振り回されながらも、たくましく生きていく主人公をイメージしながら作りました。映画祭にエントリーされる多くの作品も観た人それぞれの捉え方や価値観があると思いますが、この曲が少しでも映画祭の盛り上げに 貢献できたら嬉しいです。また、今年は女性に焦点を当てた“ウィメンズ・エンパワーメント部門”の新設があるとお聞きしました。個人的にはこちら にエントリーされる作品もとても楽しみです」とコメントを寄せた。
Hibikiは 現在、九州の大学に在学中。2023 年ソニー・ミュージックエンタテインメントが主催するグローバルオーディションThe Would Stage のファイナ リストに選考され、その後、現在のプロデューサーhito91 に見出される。同年、日テレ「歌唱王 2023~全日本歌唱力選手権~」に出演。1万 8058 組の中からファイナリスト15 名に選ばれ、JUNG KOOK(BTS)の Sevenを歌唱。この様子が TikTok で話題となり、数日間で 1.5M 再生、48.9Kのいいねを獲得する。日本国内に留まらず、海外でのアーティスト活動を視野に入れてオリジナル曲を制作中。
■ガラ・セレクション部門で上映される13作品
「ブラッグドック」(クアン・フー監督、出演:エディ・ポン、ジャ・ジャンク―、トン・リーヤ―)
「エマニュエル(原題)」(オードレイ・ディヴァン監督、出演:ノエミ・メルラン、ウィル・シャープ、ナオミ・ワッツ)
「リュミエール‼2(仮題)」(ティェリー・フレモー監督)
「ナイトビッチ」(マリエル・ヘラー監督、出演:エイミー・アダミス、スクート・マクネイリー、ジェシカ・ハーパー)
「オラン・イカン」(マイク・ウィルアン監督、出演:ディーン・フジオカ、カラム・ウッドハウス、アラン・マクソン)
「リアル・ペイン~心の旅~」(ジェシー・アイゼンバーグ監督、出演:ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキン、ウィル・シャープ)
「ルート29」(森井勇佑監督、出演:綾瀬はるか、大沢一菜)
「雪の華‐ともに在りて‐」(小泉堯史監督、出演:松坂桃李、芳根京子、役所広司)
「劇映画 孤独のグルメ」(松重豊監督・出演)
「Sprit World](原題)(エリック・クー監督、出演:カトリーヌ・ドヌーブ、竹野内豊、堺正章)
「サンセット・サンライズ」(岸善幸監督、出演:菅田将暉)
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」(ソイ・チェン監督、出演:ルイス・クー、サモ・ハン、レイモンド・ラム)
「ホワイトバード はじまりのワンダー」(マーク・フォースター監督、出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワ―ト、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン)
■東京国際映画祭が販売するオリジナルグッズ
今回の予告編には今年東京国際映画祭が販売するオリジナルグッズも紹介されている。廃棄されるスクリーンを使って様々なアイテムを作っている東京テアトル株式会社による話題のブランド「SCRE:EN」(https://screentheatres.jp/)とのコラボレーションが実現し、「TIFF × SCRE:EN オリジナルグッズ」が販売される。商品展開は、A 4サイズが収納できる「トートバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの 2 種(価格未定)、携帯電話やお財布などの 小物を入れられる「スタンダードバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの 2 種(価格未定)。
スクリーンには音を通すために細かい穴が開いているが、その素材をそのまま使い、通気性、耐水性、耐火性に優れた商品となって いて、映画のお供にも最適な商品となっているという。
10月15日(火)から東京国際映画祭のグッズ販売サイト (https://tiffshop.thebase.in/)にて販売を開始し、映画祭会期中の会場でも一部販売予定。数々の映画を映してきた愛しいスクリーン素材。きっとそこにはあなたの好きな映画も映っていたことでしょうとしている。SDGs にも貢献し、映画を愛 する人にとっては自分のスクリーンを持てるような、この″ムービーマストアイテム″が今年の映画祭の話題の1つとなる。
なお、予告編の最後には昨年実施した東京都内の映画館を対象とした「#」キャンペーン「Tokyo Cinema Days」の告知も入っている。エ ンタメ作品からアート作品まで世界中のさまざまな映画が大小さまざまな 映画館で観られる街・TOKYO。世界を見渡しても、ここまで多様な映画が 観られるのは実は東京くらいのもの。これは東京が世界に誇れる 1 つの文化。世界中の映画が一堂に会する東京国際映画祭をフックに、改め てこの東京の多様な映画館で多彩な映画を観る愉しさを広げるべく、昨 年に引き続き今年も同キャンペーンを展開致する。
実施時期:10 月 25 日(金)~11 月 10 日(日) 実施内容:X、Instagram「#」キャンペーン 「#Tokyo 映画(ハッシュタグトーキョーエイガ)」をつけて当該期間に東京都内の映画館名を入れた形で そこで上映中の作品の感想を投稿(ストーリーは対象外)した方々の中から抽選で映画グッズ(来年の東 京国際映画祭のオープニングセレモニーの招待券や当該時期公開中作品の関連グッズなど)をプレゼント。
【第 37 回東京国際映画祭 開催概要】
■開催期間:2024 年 10 月 28 日(月)~11 月 6 日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net
【TIFFCOM2024開催概要】
■開催期間:2024 年 10 月 30 日(水)~11 月 1 日(金)
■公式サイト:www.tiffcom.jp